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「地下室の壁がいつも湿っている」「大雨のたびに床に水が溜まる」——新宿区で地下室をお持ちのビルオーナーや管理組合の方から、こうしたご相談が増えています。新宿区は西新宿の高層ビル群から歌舞伎町の雑居ビル、住宅街の戸建てまで、地下室を備えた建物が非常に多いエリア。実は新宿特有の地盤事情もあり、地下室の漏水トラブルは珍しくありません。この記事では、年間200件以上の施工実績を持つ当社が、地下室漏水の原因から工法、費用、そして新宿区ならではの注意点までお伝えします。
監修:株式会社LAS 代表取締役 小野寺(1級防水施工技能士・国家資格保有)
「なぜ新宿で地下室の漏水が多いのか?」——その答えは、新宿区の地盤の成り立ちにあります。
現在の西新宿高層ビル群が建つ場所には、かつて「淀橋浄水場」がありました。1965年に廃止されるまで、東京の水道を支えた巨大な施設です。浄水場の跡地ということは、もともと水が豊富にあった土地。地下には今も豊かな地下水脈が流れており、高層ビルの地下室や地下駐車場では漏水対策が欠かせません。
実際、西新宿のオフィスビルでは「竣工時から地下に水が染み出す」というケースも珍しくありません。これは施工不良ではなく、地下水位が高い土地柄ゆえの宿命ともいえます。
新宿区の北側には神田川、西側には妙正寺川が流れています。河川沿いのエリアは地下水位が高く、地盤も軟弱な傾向があります。落合・中井・高田馬場といったエリアで地下室をお持ちの方は、特に注意が必要です。
また、新宿区は「台地」と「谷」が入り組んだ地形をしています。四谷や市谷は台地上で比較的安定していますが、谷地形の場所では湧水が出やすく、地下室の漏水リスクが高まります。
| エリア | 特徴 | リスク |
|---|---|---|
| 西新宿 | 旧淀橋浄水場跡地、地下水豊富 | 高い |
| 落合・中井 | 神田川・妙正寺川流域 | 高い |
| 高田馬場 | 神田川沿い、低地 | 高い |
| 歌舞伎町・新宿三丁目 | 雑居ビル密集、古い建物多い | 中〜高 |
| 四谷・市谷 | 台地上、比較的安定 | 中程度 |
| 新宿御苑周辺 | 谷地形あり、湧水注意 | 中程度 |
地下室の漏水工事を成功させるには、まず「なぜ水が入ってくるのか」を正確に突き止めることが欠かせません。原因によって最適な工法がまったく異なるからです。
地下室の壁や床はコンクリートで造られていますが、コンクリートには防水性がありません。経年劣化、乾燥収縮、地震の揺れなどでひび割れが発生すると、そこから地下水が浸入してきます。髪の毛ほどの細いクラックでも、水は容赦なく入り込みます。築20年を超えると、このクラックからの漏水が急増する傾向があります。
コンクリートは一度に全て打設できないため、何回かに分けて施工します。この継ぎ目を「打継ぎ」と呼びますが、ここが漏水の弱点になりやすいのです。年月が経つと打継ぎ部分に隙間ができ、水の通り道(水みち)になってしまいます。壁に沿って線状に水が染み出している場合、打継ぎ部からの漏水を疑ってください。
新宿区を含む東京都心部では、地下水位が上昇傾向にあります。かつて工業用水として大量に汲み上げられていた地下水ですが、1956年以降の規制で揚水量が減少。その結果、地下水位が回復してきています。「以前は大丈夫だったのに、最近急に漏水するようになった」というケースでは、地下水位の上昇が原因になっていることも少なくありません。
地下室には、給排水管や電気配線、空調ダクトなどが壁を貫通しています。この貫通部のシーリング材が劣化すると、隙間から水が浸入します。特に古いビルでは、貫通部の防水処理が甘いケースもよく見られます。
ジャンカとは、コンクリート打設時に砂利とセメントがうまく混ざらず、砂利が露出した状態のことです。この部分は密度が低く、水が浸入しやすい欠陥になります。新築から数年で漏水が起きた場合、施工時のジャンカが原因である可能性があります。
意外に見落とされがちなのが、地下水ではなく「上からの雨水」です。外壁や屋上の防水層が劣化すると、浸入した雨水が建物内部を伝って、最終的に地下室に到達することがあります。「雨の日だけ漏水する」という場合は、このパターンを疑ってみてください。
新宿駅は1日の乗降客数350万人を超える世界最大級のターミナル駅です。地下には複数の鉄道路線と広大な地下街が広がっていますが、実はこの地下空間も漏水との戦いを続けています。
新宿駅周辺は、もともと「角筈(つのはず)」と呼ばれた湿地帯でした。現在も地下水が豊富で、地下鉄の駅構内では常時ポンプで排水を行っています。新宿駅地下街のメトロプロムナードを歩くと、壁面に水染みが見えることがありますが、これは地下水圧との戦いの痕跡です。
大規模な地下空間でも漏水対策は必須——つまり、個人のビルや住宅の地下室で漏水が起きるのは、決して珍しいことではありません。「うちだけ?」と心配される方もいらっしゃいますが、新宿の地盤を考えれば、むしろ自然なことなのです。
「少し湿っている程度だから」と漏水を放置するのは危険です。時間が経つほど被害は拡大し、修繕費用も膨らんでいきます。
地下室の漏水工事には、「止水工事」と「防水工事」の2種類があります。止水工事は今まさに漏れている水を止める工事、防水工事はこれから水が入らないように予防する工事です。当社では現場の状況に応じて最適な工法をご提案しています。
水が勢いよく噴き出しているような緊急性の高い漏水に向いている工法です。コンクリートに穴を開け、専用プラグを設置してアクリル樹脂を高圧ポンプで注入します。アクリル樹脂は硬化後も弾力性があり、建物の動きにも追従するため、再発リスクを低減できます。工期は3日〜1週間程度です。
じわじわ染み出すタイプの漏水に適した工法です。ウレタン樹脂は水と反応して発泡しながら空隙を埋めていきます。狭い隙間にも入り込みやすく、打継ぎ部やクラックからの漏水に効果的。有害物質を含まない安全な材料が主流で、工期は1〜4日程度です。
コンクリート改質剤を塗布する工法です。改質剤がコンクリート内部に浸透し、化学反応で空隙を埋めていきます。注入工法より施工が簡単で、軽度の湿り程度の漏水や予防目的で選ばれることが多い工法。工期は1〜2日程度です。
| 漏水の状態 | 推奨工法 | 工期目安 |
|---|---|---|
| 水が噴出 | アクリル樹脂注入 | 3日〜1週間 |
| 染み出し | ウレタン樹脂注入 | 1〜4日 |
| 軽度の湿り | 浸透性改質剤 | 1〜2日 |
「費用はどのくらい?」——お問い合わせで最も多い質問です。漏水の規模や工法、地下室の広さによって費用は変わりますが、目安をお伝えします。
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 漏水調査 | 0円(無料) |
| 小規模止水工事(1〜2箇所) | 10万〜30万円 |
| 中規模止水工事(複数箇所) | 30万〜50万円 |
| 地下室全体の防水工事 | 70万〜150万円 |
西新宿・築35年オフィスビル
地下1階の倉庫で壁面から漏水。打継ぎ部からの浸水と診断し、ウレタン樹脂注入で対応。工期3日、費用35万円。施工後3年経過も再発なし。
落合・築28年マンション
地下駐車場の床から湧水。地下水位上昇による水圧増加が原因。アクリル樹脂注入+排水ピット設置で対応。工期1週間、費用85万円。
漏水を発見したら、業者に連絡する前に以下の情報を整理しておくと、スムーズに話が進みます。
※ホームセンターで売っている補修材での応急処置は可能ですが、根本解決にはなりません。水圧で別の場所から漏れ出すこともあるため、早めに専門業者へご相談ください。
新宿区はオフィスビルや商業ビルが多いエリア。地下室の工事ではテナントへの影響を最小限にする配慮が必要です。当社では夜間・休日の施工にも対応しており、営業時間外での工事が可能です。
マンションの地下室や地下駐車場は共用部分にあたるため、管理組合での対応となります。まずは管理会社に連絡し、理事会で検討いただく流れが一般的です。当社では管理組合様への説明資料の作成もサポートしております。
新宿区には地下室付きの戸建て住宅も多くあります。地下室を居室として使用している場合と、倉庫として使用している場合では、仕上げのレベルが変わってきます。用途に応じた最適なプランをご提案します。
漏水工事を行った後も、日頃のメンテナンスで再発リスクを減らすことができます。
Q. 地下室をリフォームしたいが、漏水が心配です
リフォーム前に漏水調査を行うことをおすすめします。せっかくリフォームしても、後から漏水が発覚すると内装をやり直すことになります。当社では防水工事と内装工事を一貫して対応できますので、ワンストップでご相談いただけます。
Q. 地下室を倉庫から居室に用途変更したいのですが
居室として使用する場合、漏水対策はより慎重に行う必要があります。また、建築基準法上の採光・換気の基準を満たす必要があるため、建築士への相談も合わせて行ってください。当社では関連業者のご紹介も可能です。
Q. 他社で工事したが、また漏水してきました
対応可能です。他社施工後の再発案件も多数対応しております。漏水は原因の特定が難しいケースもあり、一度の工事で止まらないこともあります。当社では徹底した原因調査を行い、再発リスクを最小限に抑える工法をご提案します。
Q. 工事中、地下室は使えませんか?
工事箇所によりますが、全面的に使用禁止になるケースは稀です。部分的な養生で対応できることが多いので、事前にご相談ください。
Q. 保証はありますか?
はい。当社では防水工事に10年保証をお付けしています。万が一、保証期間内に再発した場合は無償で対応いたします。
| 強み | 内容 |
|---|---|
| 年間施工200件の実績 | 新宿区内でも多数の施工実績あり |
| 1級防水施工技能士在籍 | 国家資格保有の職人が施工 |
| 防水10年保証 | 施工後も安心の長期保証 |
| 即日調査対応 | お急ぎの場合も迅速に対応 |
| 難易度の高い現場も対応 | 他社で断られた現場もご相談ください |
| 関連工事も一貫対応 | 内装復旧など防水以外もワンストップで |
新宿区の地下室漏水工事について、原因から工法、費用、新宿区ならではの注意点までお伝えしました。新宿区は西新宿の旧淀橋浄水場跡地をはじめ、地下水が豊富なエリアが点在しています。神田川・妙正寺川流域や谷地形の場所では、地下室の漏水リスクが高まります。
地下室の漏水を放置すると、建物の構造や健康、資産価値に悪影響を及ぼします。「壁が湿っている」「大雨のたびに水が溜まる」という場合は、早めに専門業者へご相談ください。
株式会社LASでは、新宿区全域で地下室の漏水工事・防水工事を承っております。年間200件以上の施工実績があり、1級防水施工技能士(国家資格)が対応いたします。他社で難しいと言われた現場も対応可能です。漏水調査は無料、即日調査も承っておりますので、「これって漏水?」という段階でもお気軽にご相談ください。施工後は安心の10年保証付きです。
「エレベーターピットに水が溜まっている」「点検のたびに浸水を指摘される」——中央区のビルオーナーや管理組合の方から、こうしたご相談をいただくことが増えています。中央区は銀座・日本橋・八重洲といったオフィス街や商業エリアが集中し、エレベーターを備えたビルが非常に多い地域。それだけにエレベーターピットの防水工事の需要も高いエリアです。この記事では、現場での施工経験をもとに、エレベーターピットに水が溜まる原因から防水工事の工法、費用の目安までお伝えします。
エレベーターピットとは、エレベーターの昇降路の最下部にある空間のことです。かご(乗り場)が1階まで降りてきたとき、その下に緩衝装置(バッファー)や安全装置を収めるためのスペースが必要になります。この空間は建物の地下に位置するため、地下水や雨水の影響を受けやすい構造になっています。
中央区は東京湾に近く、埋立地も多いエリア。地下水位が比較的高い場所が点在しており、エレベーターピットへの浸水リスクが高めです。「最近急に水が溜まるようになった」というケースでは、建物の経年劣化に加えて、周辺の再開発による地下水の流れの変化が原因になっていることもあります。
エレベーターピットの防水工事を成功させるには、まず「なぜ水が入ってくるのか」を正確に把握することが欠かせません。原因によって最適な工法がまったく異なるからです。中央区の現場でよく見かける浸水原因を5つご紹介します。
エレベーターピットの壁や床はコンクリートで造られていますが、コンクリート自体には防水性がありません。経年劣化や乾燥収縮、地震の影響でひび割れが発生すると、そこから地下水が浸入してきます。特に築20年以上のビルでは、このクラックからの浸水が最も多く見られます。
コンクリートは一度に全て打設できないため、複数回に分けて施工されます。この継ぎ目を「打継ぎ」と呼びますが、構造上の弱点になりやすい部分です。時間の経過とともに打継ぎ部分に隙間が生じ、水の通り道(水みち)になることがあります。打継ぎ部からの浸水は、線状に水が染み出す特徴があります。
中央区を含む東京都心部では、かつて地下水の大量揚水による地盤沈下が問題になりました。1956年以降の揚水規制により地盤沈下は収まりましたが、現在は逆に地下水位が上昇傾向にあります。地下水位が高くなると、エレベーターピットにかかる水圧が増加し、わずかな隙間からも水が浸入しやすくなります。
エレベーターピットには、排水管や電気配線などが貫通しています。この貫通部のシーリング材が劣化すると、隙間から水が入り込みます。特に古いビルでは、貫通部の防水処理が不十分なケースも少なくありません。
建物建設時に施工された防水層も、時間の経過とともに劣化します。一般的な防水層の寿命は10〜15年程度。中央区のオフィスビルは築年数が古いものも多く、防水層が機能しなくなっているケースがよく見られます。
「少し水が溜まっているくらいなら大丈夫」と考える方もいらっしゃいますが、エレベーターピットの浸水を放置するのは危険です。
エレベーターの故障・停止リスク——ピット内にはバッファー(緩衝装置)やリミットスイッチなどの重要な機器があります。これらが浸水すると、エレベーターが緊急停止したり、最悪の場合は故障につながります。ビルのエレベーターが止まると、テナントや利用者に大きな影響が出ます。
建物躯体への悪影響——浸水が続くと、コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張し、躯体の強度が低下します。これを「爆裂」と呼びますが、修繕には大がかりな工事が必要になります。
法定点検での指摘——エレベーターは建築基準法により定期検査が義務付けられています。ピット内の浸水は検査で指摘され、改善を求められることがあります。
エレベーターピットの防水工事には、大きく分けて「止水工事」と「防水工事」の2種類があります。止水工事は今まさに浸入している水を止める工事、防水工事はこれから水が入らないように予防する工事——と考えるとわかりやすいでしょう。
水が勢いよく噴き出しているような緊急性の高い浸水に向いている工法です。コンクリートに穴を開け、専用プラグを設置してアクリル樹脂を高圧ポンプで注入します。硬化後も弾力性があり、躯体の動きにも追従しやすいのが特徴。工期は3日〜1週間程度です。
じわじわ染み出すタイプの浸水に適した工法です。ウレタン樹脂は水と反応して発泡しながら空隙を埋めていきます。有害物質を含まない安全な材料が主流で、工期は1〜4日程度です。
コンクリート改質剤を塗布する工法です。改質剤がコンクリート内部に浸透し、カルシウム成分と反応して空隙を埋めていきます。軽度の湿り程度の浸水や予防目的で選ばれることが多い工法です。工期は1〜2日程度です。
| 浸水の状態 | 推奨工法 | 工期目安 |
|---|---|---|
| 水が噴出 | アクリル樹脂注入 | 3日〜1週間 |
| 染み出し | ウレタン樹脂注入 | 1〜4日 |
| 軽度の湿り | 浸透性改質剤 | 1〜2日 |
「費用はどのくらいかかるの?」——お問い合わせで最も多いご質問です。エレベーターピットの防水工事は、浸水の規模やピットのサイズ、工法によって費用が変わりますが、目安として以下の相場をご参考ください。
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 浸水調査 | 0円(無料) |
| 小規模止水工事(1〜2箇所) | 10万〜30万円 |
| 中規模止水工事(複数箇所) | 30万〜50万円 |
| ピット全体の防水工事 | 50万〜100万円 |
当社では浸水調査を無料で行っております。「浸水かどうかわからない」「点検で指摘されたがどうすればいいか」という段階でも、お気軽にご相談ください。
中央区でエレベーターピット防水工事を依頼する際、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
工事中はエレベーターを停止する必要があります。中央区のオフィスビルや商業施設では、テナントや利用者への影響を最小限にするため、夜間や休日に工事を行うケースが多いです。当社でも夜間・休日対応が可能ですので、ご相談ください。
エレベーターピットの工事は、ビル管理会社やオーナーの承認が必要です。特に中央区のテナントビルでは、関係者との調整が重要になります。当社では、管理会社様との打ち合わせにも同席し、スムーズな工事進行をサポートいたします。
エレベーターの停止・再稼働には、メーカーのサービスマンの立ち会いが必要になることがあります。工事のスケジュールを組む際は、メーカーとの日程調整も考慮する必要があります。
防水工事を行った後も、日頃のメンテナンスで浸水リスクを減らすことができます。
Q. 工事中はエレベーターを使えませんか?
工事中はエレベーターを停止する必要があります。ただし、中央区のオフィスビルでは夜間や休日に工事を行うことで、テナント様への影響を最小限に抑えることが可能です。複数台のエレベーターがある場合は、1台ずつ工事を行う方法もあります。
Q. マンションの管理組合で対応すべきですか?
エレベーターピットは共用部分にあたるため、管理組合での対応となります。まずは管理会社に相談し、理事会で検討いただく流れが一般的です。当社では管理組合様への説明資料の作成もサポートしております。
Q. 一度工事したら、もう浸水しませんか?
残念ながら「絶対に再発しない」とは言い切れません。止水注入で一箇所を塞ぐと、水圧が別の弱い部分に逃げて、そこから浸水することもあります。だからこそ、保証やアフターフォローがしっかりした業者を選ぶことが大切です。
Q. 他社で工事したが、また浸水してきました。対応できますか?
対応可能です。まずは現地調査で浸水原因を特定し、最適な工法をご提案します。他社施工後の再発案件も多数対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
中央区のエレベーターピット防水工事について、浸水の原因から工法、費用、依頼時のポイントまでお伝えしました。中央区は銀座・日本橋をはじめとするオフィス街・商業エリアが集中し、エレベーターを備えたビルが多い地域です。埋立地も多く、地下水位が高いエリアも点在しているため、エレベーターピットの浸水は身近なトラブルといえます。
エレベーターピットの浸水を放置すると、エレベーターの故障や建物躯体への悪影響、法定点検での指摘につながります。「水が溜まっている」「点検で指摘された」という場合は、早めに専門業者へご相談ください。
株式会社LASでは、中央区全域でエレベーターピットの防水工事・止水工事を承っております。浸水調査は無料ですので、「これって浸水?」という段階でもお気軽にご相談ください。
「地下室の壁から水が染み出してきた」「地下駐車場に水溜まりができている」——東京都内でこうしたご相談が増えています。実は東京は地下水位が高い地域が多く、地下漏水のトラブルが起きやすいエリア。当社でも年間を通じて多くの止水工事を手がけています。この記事では、現場経験をもとに、漏水の原因から工法の選び方、費用の目安、業者選びのコツまでお伝えします。
止水工事を成功させるには、まず「なぜ漏れているのか」を突き止めることが欠かせません。原因によって最適な工法がまったく異なるからです。東京都内の現場でよく見かける漏水原因を5つご紹介します。
地下構造物の大半はコンクリートで造られていますが、コンクリート自体には防水性がありません。経年劣化、乾燥収縮、温度変化、地震などの影響でひび割れが発生すると、そこが水の侵入経路となります。肉眼では確認できない微細なクラックでも、水は浸入してきます。特に築20年以上の建物では、このクラックによる漏水が最も多く見られます。
コンクリートは一度に全て打設できないため、複数回に分けて施工されます。この継ぎ目を「打継ぎ」と呼びますが、構造上の弱点になりやすい部分です。時間の経過とともに打継ぎ部分に隙間が生じ、漏水の「水みち」になることがあります。打継ぎ部からの漏水は、線状に水が染み出す特徴があります。
東京都では1960年代から地下水の揚水規制が行われた結果、近年は地下水位が上昇傾向にあります。地下水位が高くなると、地下構造物にかかる水圧が増加し、わずかな隙間からも水が浸入しやすくなります。特に大雨の後や梅雨時期には、地下室の床面から水が湧き出すケースが増えます。
ジャンカとは、コンクリート打設時に骨材が分離し、セメントペーストが十分に行き渡らなかった部分のことです。コンクリート表面に砂利が露出したような状態になり、この部分は密度が低く水が浸入しやすくなります。新築時の施工不良が原因で発生し、築年数が浅くても漏水が起こることがあります。
建物建設時に施工された防水層も、紫外線や温度変化の影響で徐々に劣化します。屋上や外壁の防水層が機能しなくなると、浸入した雨水が建物内部を伝わり、最終的に地下室に到達することがあります。防水層の寿命は一般的に10〜15年程度とされています。
「同じ東京でも、場所によって漏水しやすさが違う」——これは現場で実感することです。東京都は「武蔵野台地(山の手)」と「東京低地(下町)」で地盤条件がまるで異なります。
台地部は関東ローム層で比較的安定していますが、崖線や谷地形の周辺では湧水が出やすく要注意。一方、荒川・隅田川流域の低地部は地下水位が高く、軟弱な粘土層が厚いため漏水リスクが高めです。江東区や墨田区、足立区、葛飾区などで地下室をお持ちの方は、特に気をつけていただきたいエリアといえます。
ご存知の方も多いかもしれませんが、かつて東京では工業用水として地下水が大量に汲み上げられ、深刻な地盤沈下を引き起こしました。1956年の工業用水法、1962年のビル用水法で揚水規制が行われた結果、地盤沈下は収まったものの、今度は地下水位が上昇。JR東京駅や上野駅では駅舎が浮き上がる危険性が指摘されるほどです。この地下水位の上昇が、近年の地下漏水工事の増加につながっています。
| 地域区分 | 特徴 | 漏水リスク |
|---|---|---|
| 台地部(山の手) | 安定した関東ローム層 | 中程度 |
| 低地部(下町) | 地下水位が高い | 高い |
| 崖線・埋立地 | 湧水・不安定地盤 | 非常に高い |
地下漏水工事は大きく「止水工事」と「防水工事」の2つに分かれます。止水工事は今まさに漏れている水を止める工事、防水工事はこれから水が入らないように予防する工事——と考えるとわかりやすいでしょう。現場の状況に合った工法を選ぶことが、工事成功のカギになります。
水が勢いよく噴き出しているような緊急性の高い漏水に向いている工法です。コンクリート躯体に穴を開け、専用プラグを設置してアクリル樹脂を高圧ポンプで注入します。硬化後も弾力性があり、躯体の動きにも追従しやすいのが特徴。工期は3日〜1週間程度です。
じわじわ染み出すタイプの漏水に適した工法です。ウレタン樹脂は水と反応して発泡しながら空隙を埋めていきます。アクリル樹脂と同様にコンクリートに穴を開けて注入する方法で、有害物質を含まない安全な材料が主流です。工期は1〜4日程度です。
コンクリート改質剤を漏水箇所に塗布する工法です。改質剤がコンクリート内部に浸透し、カルシウム成分と反応して空隙を埋めていきます。注入工法より施工が簡単で費用も抑えられるため、軽度の湿り程度の漏水や予防目的で選ばれることが多い工法です。工期は1〜2日程度です。
| 漏水の状態 | 推奨工法 | 工期目安 |
|---|---|---|
| 水が噴出 | アクリル樹脂注入 | 3日〜1週間 |
| 染み出し | ウレタン樹脂注入 | 1〜4日 |
| 軽度の湿り | 浸透性改質剤 | 1〜2日 |
「結局いくらかかるの?」——お問い合わせで最も多いご質問です。正直なところ、漏水の規模や工法によって費用は大きく変わりますが、目安として以下の相場をご参考ください。
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 漏水調査 | 0円(無料) |
| 小規模止水工事(1〜2箇所) | 10万〜30万円 |
| 中規模止水工事(複数箇所) | 30万〜50万円 |
| 地下室防水工事 | 70万〜100万円 |
当社では漏水調査を無料で行っております。「漏水かどうかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。複数社から見積もりを取ることもおすすめします。
止水工事は専門性が高く、業者の技術力によって仕上がりに差が出やすい分野です。「安いから」だけで選ぶと、後から別の場所で漏水が再発…というケースも珍しくありません。以下のポイントをチェックしてみてください。
「工事したから安心」で終わらせず、日頃のちょっとした点検で漏水リスクを減らしましょう。早期発見できれば、修理費用も抑えられます。
Q. 工事にはどのくらい時間がかかりますか?
小規模な止水注入工事であれば1〜2日で完了します。ただ、工事後に大雨を経て「本当に止まったか」を確認する期間を含めると、1〜2週間ほど見ておくと安心です。
Q. 自分で応急処置することはできますか?
ホームセンターで売っている補修材で一時的に押さえることは可能です。ただ、それで根本解決にはならないことがほとんど。漏水の原因を見極めて適切に処置するには、やはり専門業者への相談をおすすめします。
Q. マンションの地下駐車場で漏水が起きたら?
まず管理会社か管理組合に連絡してください。共用部分の漏水は管理組合負担になるケースが多いです。個人で業者を手配する前に、管理規約を確認しましょう。
Q. 一度工事したら、もう漏水しませんか?
残念ながら「絶対に再発しない」とは言い切れません。止水注入で一箇所を塞ぐと、水圧が別の弱い部分に逃げて、そこから漏れ出すこともあります。だからこそ、保証やアフターフォローがしっかりした業者を選ぶことが大切です。
東京都内の地下漏水工事について、原因から工法、費用、業者選びのポイントまでお伝えしました。東京は地下水位が高いエリアが多く、地下室や地下駐車場をお持ちの方にとって漏水は身近なトラブルです。
もし漏水を見つけたら、まずは被害が広がらないよう応急処置をして、早めに専門業者へご相談ください。放っておくと建物へのダメージが大きくなり、修理費用もかさんでしまいます。
株式会社LASでは、東京都全域で地下漏水工事・止水工事を承っております。「これって漏水?」という段階でも、お気軽にご相談ください。