エレベーターピットの漏水工事は
お任せください
エレベーターピットは建物の地下最下部にあるので雨水などが侵入しやすく溜まり、さらに長年の蓄積によって油も多くなっている状態で、作業をせずにそのままにしておくと異臭が発生したり、機器の腐食や絶縁不良を引き起こし、エレベーターの故障の原因になります。
また、エレベーターピットは地下にあるために漏水していても気付きにくい箇所です。
故障してしまうと施工中エレベーターが使用できない不便な状況になるので、しっかりとした確認が必要です。
エレベーターピットの漏水を発見された場合、まずは私たちLASへご相談下さい。
エレベータピットの漏水はどう発生するのか

エレベーターピットの漏水が起こる原因は地下外壁部のひび割れやコンクリート打設時の継ぎ目の劣化による漏水が9割を締めています。
施工して間もない頃は防水施工の効果が保たれているので水が溜まって浸水することはありませんが、経年劣化でヒビが目立つようになってくると、じわじわと水がにじむようになってしまいます。
ピットに水を溜めたままにすると湿度が高くなり、エレベーター設備のサビや電気系統の故障などが発生してしまいます。
また国内でも年に1、2回の頻度で漏水が原因によるエレベーターの扉が誤作動で開いたまま動いてしまうという非常に危険な事例も報告がされています。
ポンプで排水して水の出どころを突き止め、防水工事を実施します。
エレベータピットの漏水工事 工法紹介
発生したひび割れや、劣化したコンクリート繋ぎ目部へ直接薬材を注入して
ダイレクトに漏水箇所を処理する方法となります。
機械による高圧力での注入を実施するため、微細なひび割れまでダイレクトに薬材を届け漏水経路を完全に遮断します。
また漏水が発生している箇所では水から薬材へと置き換わることが目視で確認がしやすいため非常に安心のおける工法となります。

コンクリート背面までドリルで穴をあけ地下の外壁部全体に防水層を形成する工事となります。
コンクリート裏面全面に薬材を注入するため、現状の漏水箇所を防水する他に今後コンクリートの劣化によるひび割れが発生してもその箇所から漏水が起きないというメリットがあります。
またコンクリート全面を防水層で保護しているため、コンクリートや鉄筋の長寿命化の効果も非常に高い工法となります。
見えない箇所への注入となるため、適切な注入量の管理や、圧力の管理が必要となり
高い技術力が求められる工法となります。

エレベータピット防水の注意点

エレベーターピットの防水工事で注意しなければならない点
それは内部表面のみの防水工事となります。
短期間では防水性能は発揮されますが、裏側から押される水には弱いといった特性があります。
背面からの漏水に強い防水材というものがありますが、一定圧力までの耐圧性となり
ひび割れが進行すると漏水も大きくなるためいずれ破断し漏水が発生します。
また内部防水の材料選定を間違うと再度改修の際に全面撤去の必要が出る場合もあり、多額の工事コストが追加でかかる場合もあります。
弊社では、公共土木工事の下水道施設や上水道施設等の大水量でも使用される材料を使用し、強度、長期耐用性の実現できる表面防水を使用しております。
施工の流れ
1. お問い合わせ
エレベーターピットの漏水に関することは、まずは私たちLASへお気軽にお問い合わせください。
2. 排水・現地調査
現状を調査していきます。
まずエレベーターピット内にホースを入れ、溜まってしまった水をポンプで排水します。
次に水を抜いたピット内で状況を調査し、その後、場合によって床面や壁面等を斫り、内部の状態を調べていきます。
3. 見積もり
状況確認後、工事に必要な作業・材料をお見積もりを提示させていただきます。
4. 止水工事
清掃を行い内部を乾燥させて、工事の開始です。
漏水の原因と見られるひび割れ箇所や基礎の境界部に、エポキシ樹脂材を注入をしていきます。
6. 防水工事
エレベーターピット専用の防水材を内部に塗布していきます。
エレベーター部品の鉄部などに防水材が付着してしまわぬよう細心の注意を払い作業を行います。
内部にくまなく均等に塗ることで、細かなひび割れも抑える事もできます。
最後に表面を保護するトップコート材を塗布して終了です。
7. お引き渡し
全ての工程が完工しましたら、お引き渡しさせていただきます。
調査からお引き渡しまで、日数は2~3日程です。