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月別アーカイブ: 2020年8月

マンション屋上防水-都内の工事はLAS-

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[目次]

○屋上から受ける建物へのダメージ

○用いる工法と防水材について

○作業の流れ

○まとめ

 

 

○屋上から受ける建物へのダメージ

 雨や雪の影響を直接受ける屋上では、年数を迎え繋ぎ目などの部分に次第と劣化が生じ、すり減って薄くなった防水膜から建物へ浸水被害をもたらします。劣化部分の浸水被害をそのままにしてしまうと、建物内部へと漏水した水によって鉄骨に錆びが生じるほか、バクテリアの繁殖や異臭の原因など、様々な被害をもたらします。いつまでも建物を綺麗な状態で保つためには、劣化部分に補修を行い、雨風の影響を受けてダメージを受けた屋上の防水工事をしっかりと施すことがとても大切です。

 また防水膜が薄くなっている劣化状態だけでなく、ひび割れや亀裂が見られる場合には、防水工事を施す前にひび割れの修繕も必要です。ひび割れの修繕方法にはいくつか種類がありますが、それぞれの状態にあった工事が必要となってきます。以前別の記事でひび割れの補修工事について詳しくご説明しているので、もし屋上や外壁にひび割れなどの被害が見られる場合は、ぜひこちらも、合わせてご確認ください。

ーーーひび割れ修繕工事、自己治癒技術でお手軽に!ーーー

○ 用いる工法と防水材について

 弊社が屋上防水工事に用いる防水材このウレタン防水という工法は、ウレタン樹脂を塗りつけることで防水処理をした工事方法のことです。液体状のウレタン樹脂がゴム状に固まることにより、密封性の高い防水塗装ができます。工法としては3種類あり、内部の水分や湿気を逃すことができるようにする通気緩衝工法や、床に直接ウレタン樹脂を塗布する密着工法、床に貼り付けたメッシュシートの上からウレタン樹脂を塗布するメッシュ工法があります。またウレタン防水で施工された床面は繋ぎ目のない滑らかな仕上がりになるのが特徴です。屋上だけでなく、開放廊下・階段室、ベランダ・ルーフバルコニーなどあらゆる場所に施工されており、歩行用から運動用まで様々な仕様目的に対応できる特徴があります。

弊社では高強度ウレタンのゴウジンウレタン樹脂も施工しています。環境に優しく、高強度と高伸長の2つの特徴を兼ね備えた優れものです。

[ウレタン防水の特徴]      耐用年数:10〜12年

・軽量で施工しやすい

建物への負担が少ない

・廃材が少なく、小規模な工法

→コストを抑えることができる

・施工が他の防水工法と比べて比較的簡単

入り組んだ複雑な箇所にも施工しやすい

○作業の流れ

 主な工事の流れとしては、まず屋上の劣化状態の調査から始まります。既存の防水膜下地(劣化が見られる状態のもの)を除去した後、高圧洗浄機で汚れを落とし、綺麗な状態にします。そして次に、その屋上の劣化状態に合わせて、補修が必要な所は樹脂などで修繕を行い、防水材を塗料する前のベースをしっかりと作ります。プライマーと呼ばれる下地を塗布後、通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。防水層となるウレタン防水を二回にわたって塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。

屋上の劣化状態の調査

用いる工法の決定

お見積もり

ご契約

既存の防水膜下地の撤去、高圧洗浄

プライマー(下地)塗布

通気緩衝シート貼り付け

防水材塗布

トップコート塗料

工事完了

ご確認、お引き渡し

工事完了後、状態をご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

○まとめ

 最後までご覧いただき、ありがとうございます。屋上からの浸水被害は放って置くと建物のありとあらゆる箇所にダメージをもたらします。そうなる前にも、一度状態を確認し、劣化部分にはきちんと補修を施すことが大切です。弊社では現場の状態調査からお電話のご相談まで、無料で承っております。気になる点や工事に関してのご相談がございましたら、ぜひお気兼ねなくご連絡ください。

[工事に関するお問い合わせ]

03-6315-4194

[工事可能エリア]

東京都

(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)

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マンションの外壁修繕!都内の工事はLAS

最近CMでも話題の外壁のチョーキング現象。マンションの見た目とも言える外壁。大切なマンションを綺麗に保つためには、外壁の定期的な修繕メンテナンスが欠かせません。外壁の塗膜が劣化すると、見た目だけでなく、雨漏りや建物の構造部分が腐食する原因になります。今回はこの外壁修繕について、詳しくご紹介致します。

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[目次]

○外壁修繕工事とは
○チョーキング(白亜化)現象について
○塗装の種類
○工事を施すタイミング
○作業の流れ
○まとめ

 

 

 

○外壁修繕工事とは

 

外壁修繕工事とは、外壁の汚れを落とし、ひび割れや劣化部分を修繕してマンションの外壁をリニューアルさせる工事のことを指します。まず始めに外壁がどれくらいの劣化状態にあるのか、チェックを行います。そしてその劣化状態に合わせて、加減を考えながら洗浄、修繕、塗装の工事を行います。

具体的な作業としては、まずマンションに足場を設置し、専用の高圧洗浄機などで外壁の洗浄を行い、丁寧に汚れを落としていきます。次に、ひび割れの修繕や、サビの手入れ、コーキング補修など外壁の下地処理を施します。次に塗料が付いてはいけない部分をビニールシートなどで覆って養生作業を行います。そして最後に外壁の塗装です。外壁は、何回かに分けて塗装されます。外壁の状態によっては、下塗りを複数回にすることや、上塗りの上に仕上げ塗装を施すこともあります。塗装後は足場の解体と撤去を行い、全ての作業を終了とします。

 

 

 

 

○チョーキング(白亜化)現象とは

 

熱や紫外線、風雨などの影響を受けて、外壁の塗料に含まれている顔料が、表面にチョークの粉のようになって出てきてしまう現象です。この現象は、外壁を守るカバーとなっている表面の部分が劣化しているサインなため、外壁を守るという塗装本来の役割を果たすことができなくなっており、防水機能が低下していることを表しています。このチョーキング現象をそのままにしてしまうと、建物を守る外壁が脆くなり、ひび割れや浸水の原因となります。まだひび割れが起こっていなくても、チョーキング現象が現れたら、早めのうちに外壁修繕工事を行うとよいです。

 

 

 


○塗装の種類

外壁に使用する塗料には様々な種類があり、性能や耐用年数、費用なども異なってくるので、マンションの外壁の様子を確認し、それに合った塗料を施します。

<シリコン塗料>

メリット: 汚れに強く、耐久力が高い
デメリット: 重ね塗りができない

<ラジカル塗料>
メリット: チョーキング(白亜化)現象が起こりにくい、塗装時の光沢が持続
デメリット: 比較的色が薄い

<フッ素塗料>
メリット: 耐久性が12〜20年と長い
デメリット: 費用が高い

<セラミック塗料>
メリット: 断熱性や遮熱機能がある、耐久性が10〜20年と長い
デメリット: 比較的費用が高い

<ウレタン塗料>
メリット: 費用が安い、細かい箇所にも対応できる
デメリット: 独特な光沢感があるため、ツヤが
抑えられない

 

 

 

○工事を施すタイミング

 

外壁修繕工事を施すタイミングとしては、国土交通省の『改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル』(2004年6月発行/2010年7月改訂)によると、およそ10〜15年に一度とされております。
ですが実際には、年々増加傾向にある異常気象の影響や、建物の周辺環境によって、工事を必要とするタイミングには差が生まれるのです。

目安としては、ひび割れなどの目に見える被害が起きた時はもちろん、壁を触った時に手に白い粉のようなものがつく”チョーキング現象”が起こると、工事が必要となります。
また、上記でもご説明致しましたように外壁修繕工事では足場の設置を必要とし、また用いる塗料によっては匂いを生じるものもあります。工事中の騒音や匂いについては、事前にご近隣の方のご理解をいただいておくことをおすすめしております。

 

 

 

○作業の流れ

 

工事のご相談、現場調査

お見積もり

ご契約

足場の設置

外壁の洗浄

ひび割れなどの修繕

塗装

工事完了

工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。外壁修繕工事をするにあたっては、まずマンションの劣化状態をきちんとチェックし、その状態に合った適切な修繕を行うことが最も大切です。弊社では無料でご相談、現場調査を承っております。気になる箇所がございましたら、ぜひお伺いくださいませ。

 

 

[関連記事]

-火災保険活用でマンションの修繕費用が抑えられる?-

-改修工事とは?種類や意味、修繕工事との違いまで徹底解説!-

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都内の地下防水工事、詳しくご説明致します!

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[目次]

○地下防水工事について

○漏水被害がない場合

○漏水被害がある場合

○まとめ

 

 

 

○地下防水工事について

 

建物の下部にある地下は、換気が難しいため、カビや劣化などの被害が多く発生する場所です。地下の防水層が劣化してしまうと、外壁や屋上などのひび割れ部分から漏水した雨水などの影響を受けやすく、爆裂というコンクリートが剥がれ落ちる現象が起きる可能性が高くなります。そういった被害が起きる前にも、まずは地下の状態をきちんと確認して、その状態に適切な工事を施さなくてはなりません。今回は、この地下防水工事において、漏水被害が見られるかどうかに注目して、どの様に工事を行っていくかを詳しく解説していきます。

 

 

○漏水被害がない場合

 

まずはじめに、特に漏水被害が見られない場合の防水工事についてご説明致します。

漏水している箇所ない場合、工事を行うポイントとしてまず、地下のコンクリートにひび割れなどのこれから漏水被害が起きそうな箇所が無いかどうかの確認を行う必要があります。地下コンクリートにひび割れが見られた場合、ひび割れ補修を施し、コンクリートの修繕を図ります。用いる工法としては、バジリスクを用いる自己治癒型工法と、エポキシ樹脂注入工法の大きく分けて2つです。また、ポリウレタン樹脂をピンポイントでひび割れに充填し、水の道を閉塞致します。

 

 

ーバジリスクによる自己治癒技術工法とはー

微生物を配合したコンクリート材を流し込むことによってひび割れなどの損傷を自動的な修復を図る工法です。1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。バクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。

 

ーエポキシ樹脂注入工法とはー

構造物や外壁に発生したクラック(ひびわれ)に対しては、こちらのエポキシ樹脂注入工法を用いて直接樹脂の注入を行います。強度は比較的バジリスクより強く、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。弊社では地下の防水工事だけでなく、外壁やトンネルなど様々な用途での止水工法として、エポキシ樹脂注入工法を用いているため、しっかりとした防水効果が見られます。

 

以前別の記事でひび割れ修繕工事についてより詳しく載せているので、ご確認されたい方は是非こちらの記事も合わせてチェックしてみて下さい。

<<ひび割れ補修工事!〜バジリスクによる施工方法も〜>>

 

 

○漏水被害がある場合

 

目に見える漏水被害がある場合や少しでも漏水した痕跡がある場合、背面止水工法という工法を用いて新たにコンクリートの内側の防水層を作り直します。勢いよく水が噴き出している場合には導水ホースを用いて水を排水口まで誘導してから、工事を行います。

 

ー背面止水注入工事とは ー

地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入して、 防水層の劣化した不具合部のある地下構造物の躯体に新たに防水層を作る工法です。 特徴として高密な止水力でしっかりと浸水を遮断できたり、注入圧力、注入量が確認でき、施工管理が容易にできるためコストが抑えられやすいほか、既設コンクリートに漏水、背面還流水がある箇所など、様々な状態の浸水にも対応できるという優れたメリットを持っています。

 

またこれらの止水処理をせずに導水ホース等を用いて排水口まで誘導したままにする導水工法もありますが、排水は行えても、水が建物内にある状態であることには変わりありませんので、カビや異臭の被害が無くなる訳ではありません。漏水被害が見られた場合には、背面止水工法を用いて内側からしっかりと防水層を作ることをおすすめします。

 

 

 

○まとめ

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。今回は漏水被害の有無に着目して、地下防水工事についてご説明させていただきました。もしご相談や気になる点がございましたら、弊社はご相談から現地調査まで全て無料で承っておりますので、どうぞお気兼ねなくご相談くださいませ。

 

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地下防水工事のビフォーアフター 港区

先日行った地下防水工事のビフォーアフターの写真です。前回の記事で詳しく工事について解説致しましたので、ぜひチェックしてみてください。

[地下室の漏水被害を防ぐ!都内地下防水工事はLAS]

<before >

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こちらが施行前の状態です。

経年劣化により入ってしまったひび割れから漏水が起き、止水を施さなければいけない状態です。このような勢いよく水が吹き出する漏水被害が見られる場合、導水ホースを用いて水を排水口まで運び、まず建物内の漏水被害を減らしてから防水工事を施します。

 

 

<after>

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こちらが防水工事施行後です。

背面止水注入工法という防水工法を用いて、地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、防水材を外側より注入し、 劣化した地下のコンクリート躯体に新たに防水層をつくる工事を施しました。

お客様にお渡しする前に、一度この状態を確認していただいてからのお引き渡しとなります。

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大規模修繕工事の流れや手順をわかりやすく徹底解説!

修繕工事と言われても、流れを具体的にイメージすることは難しいですよね。
そこで今回の記事では、大規模修繕工事の基礎的な部分から流れをご紹介いたします。
マンションの改修

大規模修繕工事とは

修繕工事とは、経年劣化や不具合が生じた建物や備品を取り換えたり修理を行ったりすることで問題部分の性能や機能を問題なく利用できる状態に戻すことを指します。
また、応急処置のようなものではなく建設当初の水準にまで戻すことを目標に工事を行います。

この修繕工事は、建物の大きさや劣化度合いにより異なりますが、約10~15年ごとに1回行います。

修繕工事に関してもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

大規模修繕工事の流れ

建物や施工業者により異なる部分はありますが、多くの建物や事業者では以下の形で進めます。

  1. 1.お問い合わせ
  2. 2.現地調査
  3. 3.見積もり
  4. 4.修繕工事
  5. 5.引き渡し

1.お問い合わせ

経年劣化はどの建物にも起こる現象です。
放置してしまうことでマンションの景観や利便性を下げるだけでなく資産価値を損ねてしまいます。

もし、修繕工事でお困りの際にはLASにまでお問い合わせください。

2.現地調査

お問い合わせいただいたら弊社スタッフがお伺いし建物調査診断や居住書からのアンケート調査などを行います。
劣化の度合いや不具合を早期に発見するために、防水診断や鉄筋の腐食などを科学的方法による正確な診断を行い改修すべきポイントや改修方法を検討します。

また、居住者からのアンケートを行うことも多々あります。
日常使っているのは居住者様になるので、満足度を高めることでマンション自体の評価も良くなり結果として資産価値の向上につながります。

大規模改修を行う際には建物や設備の調査を行い現状を把握しなければなりません。

3.見積もり

現地まで弊社社員がお伺いし見積もりを算定いたします。

状況を確認させていただき工事に必要な材料や作業の見積もりをご提示させていただきます。
工事の種類や劣化度合い、立地条件などにより異なりますが、大まかな目安として、一戸あたり100万円前後の調査結果が国土交通省により出されています。

そのため、東京都内に多くある小規模マンションの場合であれば、約3,000万円前後となっています。

4.工事着手

ここからは実際に工事をはじめます。建物や工事内容により大きく異なりますが、約3ヶ月から6ヶ月前後の工事期間がかかります。

また、工事は施工計画に乗っ取って行います。大まかな進み方は以下をご覧ください。

  1. ①足場組立
  2. ②補修工事
  3. ③外壁洗浄
  4. ④塗装工事
  5. ⑤防水工事
  6. ⑥検査

①足場組立

まず、外壁に工事を行うための足場を組み立てます。さらに、塗料の飛散や落下物を防止するメッシュシートの設置を行い、工事中でも安心してご利用いただけるよう配慮しています。

②補修工事

壁面や床の浮き、ひび割れなどの劣化部分を補修します。
専門のスタッフが器具をお持ちいて1箇所ずつ丁寧にチェックし補修します。

特に外壁タイルは専用のモルタルでコンクリートに貼られています。そのモルタルとコンクリートとの接着が弱まりタイルが剥落すると非常に危険です。
この現象は残念ながら表面を見みただけでは判別できず専用の器具を用いて調査し補修します。

③外壁洗浄

補修工事が完了したら、外壁やタイル面に付着した水垢や苔、黒ずみを薬剤の入った高圧洗浄機で洗い落とします。
汚れがあることで塗装工事の際の防水効果を弱めてしまったり外観を損なう可能性もあるので丁寧に洗浄していきます。

④塗装工事

塗装工事は、建物の景観やコンクリートを塗膜で保護するために行います。コンクリート面の劣化度合いに応じて伸縮性のある塗装材料を用います。
また、塗装材料の色により今までとは異なるイメージを実現することをも可能です。

最も劣化が早く進行するのが鉄部になります。新しく塗装を行うことでサビの発生を抑えることができ景観を長期間にわたって保ち続けることができます。

⑤防水工事

防水工事は、廊下の床下のコンクリートに雨水が侵食し劣化させることを防ぐために行われます。
防水工事の材料には、水硬性ウレタン樹脂系塗床やMMA樹脂系塗床など様々な塗料があります。

これは、工期の早さや耐久性により大きく異なります。
もっと防水工事に関して知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

⑥検査

完了後のみならず施行中にも検査を行い、不備がないか様々な部分をチェックいたします。
工事完了後の検査が完了し次第組み上げた足場を解体します。

解体後には、管理組合様による検査を行います。

5.引き渡し

管理組合様による検査完了後、工事請負契約書や竣工届、竣工引渡書、建物引受書などをまとめた竣工図書リストを作成しお渡しいたします。
その際、アフターサービスや工事保証に関しても確認を行い、安心安全にお使いいただけるよう末長くサポートいたします。

お困りの際にはLASにお問い合わせください

今回の記事では、大規模修繕工事の流れを解説いたしました。
修繕工事と言われても実際に何をすれば良いのかわからない、引き継ぎができておらず困っている方など大規模修繕工事に関してお悩みの方の助けとなれば幸いです。

また、大規模修繕工事に関してお困りの際にはLASにまでお問い合わせください。経験豊富なスタッフがお伺いさせていただきます。