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月別アーカイブ: 2021年7月

紫外線による建物へのダメージは大きい?屋上や外壁の劣化について

 

マンション大規模修繕工事 紫外線

 

初夏から夏本番にかけて、紫外線が強くなる日本では、人だけでなくマンションやビルなどの建物もその影響を大きく受けます。

紫外線によってダメージを受けて劣化した箇所に、さらに雨が降り注いだりすると、建物内部の漏水被害の原因となったり、老朽化する原因となるので注意が必要です。

今回は、これから始まる夏本番に向けて、建物が紫外線から受ける影響と、その対策についてご紹介します。

 

 

[目次]

○紫外線によるダメージ

○放置は建物の老朽化に

○紫外線ダメージを防ぐ対策

 

 

 

○紫外線によるダメージ

 

屋上や外壁など、建物の中で外気に直接面している箇所は、長時間紫外線に晒されることで、様々なダメージが生じます。

 

・外壁の色褪せ

紫外線には、色を分解する力があるため、日の光を直接浴びる外壁は、年数が経つに連れて徐々に色褪せていってしまいます。

色が褪せてきている場合は、そこから表面の劣化が進みやすくなるため、周囲が必要です。

以前と建物の外観が違うと気がついた際は、早めの対処を行うことをお勧めします。

 

・塗料の剥がれ

建物の表面を覆っている塗料は、紫外線を浴び続けることで脆くなっていき、乾燥や雨による影響を受けることで、劣化して表面から剥がれていってしまいます。

また外壁がタイル張りである場合は、紫外線のダメージを受けると、表面を手で擦った時に白い粉が付着する”チョーキング現象”が見られるようになるのが特徴です。

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・乾燥によるひび割れの発生

紫外線を浴びたことによる乾燥から、亀裂やひび割れなどが生じやすくなります。

ヘアクラックと呼ばれる小さな亀裂から、構造クラックという大きなひび割れまで、放っておくと建物の強度に影響する要因になります。

また建設時から年数が経過していると、よりひび割れが起きやすい状態になっているので注意が必要です。

 

・防水層の劣化

外の天候や外気から建物を守っている表面が、長い時間紫外線を浴び続けることによって、防水層が劣化する現象が起きしていきます。

乾燥してひび割れが起きた箇所は、雨が降り注ぐと内部へと水が侵入し、その後また紫外線を浴びることで、中の水分が蒸発するという工程が繰り返されてしまいます。

この工程が繰り返されると、表面の劣化が進んで本来の防水性が発揮されなくなり、建物内部の漏水被害の原因となっていきます。

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○放置は建物の老朽化に

 

上記でご説明したように、紫外線が建物に与えるダメージはとても大きく、ありとあらゆる箇所に影響を及ぼします。

外壁の色が褪せるなど、外観のイメージを悪くするだけでなく、表面の塗料や防水層が劣化することで、内部の様々な二次被害に繋がる原因となるので、紫外線の影響を受けた状態を決して放置しないことが重要です。

放置してしまうと、建物の防水性がきちんと機能しなくなり、雨漏りや漏水の原因となるほか、内部の鉄筋や鉄骨が錆びて腐食し、建物全体の老朽化が進んでしまいます。

少しでも建物の異常を感じたら、早めの対策を行うようにしましょう。

 

 

 

○紫外線ダメージを防ぐ対策

 

紫外線ダメージから建物を守るためには、外壁や屋上の塗料を塗り替えることがもっとも効果的です。

建設当初から年数が経過してきている場合は、特に紫外線や雨などの影響を受けやすく、建物が劣化しやすい状態にあります。

表面の塗料を塗り替える工事を行うことで、耐久性を向上させることが重要です。

 

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雨漏り対策でコンクリートを頑丈に!ひび割れ修復にはバジリスクが最適

 

雨漏り

 

 雨が多くなるこの季節は、建物もその影響を大きく受けます。

コンクリート構造の建物は、年数が経つにつれてひび割れや亀裂が生じ、そこから雨漏りや建物内部へ雨水が漏水する原因となります。

今回は、コンクリートを修復しながら頑丈な状態へ戻す”バジリスク”という補修材について、その工法から期待できる効果について、詳しくご説明致します。

 

 

[目次] 

○コンクリート構造は雨漏りする?

○ひび割れの修復は早めに

○バジリスクとは

○コンクリートを頑丈にするメカニズム

○その他の修復方法

 

 

 

 

○コンクリート構造は雨漏りする?

 

一見水に強いイメージを持たれがちなコンクリートですが、少しの亀裂から水を吸収する性質があり、脆くなりやすい点から、実は雨漏りも多く見られるのが特徴です。

大丈夫かな…と思って放って置いてしまうと、気がついた時には内部の鉄筋が錆びてコンクリートが崩れていくといった現象も少なくありません。

劣化の状態や雨漏りの原因に関しては、さらなる二次被害へと繋がる前にも、早めに原因を特定して対策を取ることが大切です。

 

 ーーコンクリートは漏水しやすい?雨漏りの影響や劣化について徹底解説!ーー 

 

 

 

○ひび割れの修復は早めに

 

コンクリート構造の雨漏りの原因となるのが、経年劣化によって生じたひび割れ箇所からの漏水になります。

ひび割れはその大きさによって呼び方が異なり、それによって建物への影響も大きく影響していきます。

幅0.3mm以下、長さ4mm以下ののひび割れをヘアクラックと呼び、ヘアクラック以上の幅、長さを越えるひび割れを構造クラックと呼び、どちらのひび割れも、放っておくとその深さが増して雨漏りや老朽化に繋がるので、早めの修復が必要です。

 

 

○バジリスクとは

 

弊社ではひび割れ修復工事において、バジリスクという自己治癒型技術を持った修復剤を推奨しております。

バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤で、コンクリート材に含まれる微生物がコンクリートのひび割れを自動的に修復する特徴を持っています。

1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によって損傷を自動的に修復するようになっています。

 

 

○コンクリートを頑丈にするメカニズム

 

バジリスクの中に含まれるバクテリアを乾燥状態にすることで、エサとなる乳酸カルシウムといった栄養素と一緒に顆粒化させコンクリート製造時に混入し、コンクリート硬化させることができます。

ひび割れが発生した場合、雨水などの水分が浸入すると酸素を有する環境下でバクテリアが復活し、栄養分を吸収して炭酸カルシウムを生み出しひび割れを閉塞し、内部の鉄筋腐食を防止することができます。

バクテリアの代謝活動で発生した二酸化炭素は、カルシウムやコンクリート中のセメントと結合して炭酸カルシウムになり、ひび割れや細孔内部を埋めていきます。

 

 

 

○その他の修復方法

 

バジリスク以外の修復法としては、主にエポキシ樹脂やアクリル樹脂を用いて修繕します。

これらの方法は、バジリスクのようにコンクリート自体から強化させて修復するのではなく、ひび割れの箇所にピンポイントで薬液を注入する方法です。

漏水被害があるかそうでないかによって、使える薬液を選ぶ必要があるので、その劣化状態に合わせた方法で施工していきます。

 

 

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コンクリートは漏水しやすい?雨漏りの影響や劣化について徹底解説!

 

コンクリ 浸水 雨漏り

 

コンクリートは一見頑丈に見えますが、年数が経つと他の箇所と同じように徐々に劣化していきます。

特に6〜7月にかけての梅雨のこの季節は、雨水を受け続けるため水を含みやすく、脆くなった部分から漏水被害が起きしてしまうことがあります。

今回は、コンクリートから雨漏りする可能性や、劣化状態の表れ方について、詳しくご紹介していきます。

 

 

[目次]

○コンクリートから雨漏りする可能性

○水を通しやすくなる原因

○どんな対策が必要?

 

 

 

○コンクリートから雨漏りする可能性

 

建物が鉄筋コンクリートで構築されている場合、経年劣化や天候など、様々な要因が積み重なることで、コンクリートのひび割れが発生する可能性が高くなります。

ひび割れが発生してしまうと、その部分から雨や風などがのダメージをより受けやすくなり、雨漏りや漏水被害を引き起こす原因となります。

本来は水分を遮断する性質が強いコンクリートですが、ひび割れが生じてしまうとその部分から水分を吸収しやすく、脆くなって水を通しやすくなるのが特徴です。

 

 

 

○水を通しやすくなる原因

 

環境の影響にさらされると、コンクリートは様々な要因から水を通しやすくなります。

 

乾燥収縮や気温変化によるひび割れの発生

 

コンクリートが劣化する主な原因となるのが、乾燥収縮や気温変化によるひび割れの発生です。

外気の影響により、コンクリート内部の水分が蒸発することでコンクリートが収縮し、引っ張られたコンクリートが耐え切れず、ひび割れが発生してしまいます。

また温度が高くなると伸び、低くなると縮む性質があるため、気温の変化からもひび割れが生じやすいのが特徴です。

気温により伸びたり縮んだりした時の変動の力が、コンクリート耐久強度を上回ってしまうと、その衝撃に耐えられずひび割れが発生してしまいます。

 

 

・コンクリートの中性化

 

年数が経つにつれて、二酸化炭素とコンクリートが触れる時間が多くなると、コンクリート内部のカルシウム化合物が徐々に中性化していきます。

コンクリートが中性化すると、ひび割れなどの劣化部分から雨水や空気が侵入して、爆裂という現象が起きやすくなります。

爆裂とは、コンクリート内部に空気や雨水が侵入することで、鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートを押し出してきてしまう現象のことです。

爆裂が起きると、水分を吸収して耐久度に大きく影響を及ぼすので注意が必要です。

 

 

・防水層の劣化

 

屋上コンクリートは、建物の中でも特に雨や紫外線の影響を強く受けるため、防水層が劣化しやすい傾向にあります。

防水層が劣化すると、床部分が剥がれてボロボロになり、脆くなった部分から水が侵入して雨漏りや、内部の腐食の原因になります。

建物の最上部に位置していることから、屋上から浸水してしまうと、そこからどんどん水が下部へと流れ込んでいってしまうので、鉄筋だけでなく、ありとあらゆる箇所に被害が広がりやすい傾向があるので、注意が必要です。

 

 

 

○どんな対策が必要?

 

漏水被害を防ぐには、劣化した箇所を修復してコンクリートの状態を頑丈に戻す必要です。

ひび割れを素材から根本的に修復したり、老朽化している箇所を補強することで、コンクリートの耐久性を強度させ、雨漏りや漏水を防ぎます。

ーーー 雨漏り対策でコンクリートを頑丈に!ひび割れ修復にはバジリスクが最適 ーーー

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ーーーコンクリートのひび割れ補強工事ーーー

 

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