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マンションの工事では、大きく分けて主に修繕工事と改修工事の二つの種類があります。
それぞれ同じ工事のように捉えている方も多いかと思いますが、その内容や目的が異なるため、工事をおこなう際は事前にきちんと理解しておくことが大切です。
今回は、修繕工事と改修工事の違いや、気になる費用、火災保険について、詳しくご説明致します。
[目次]
修繕工事と改修工事では、工事の内容や目的が大きく異なります。
工事が必要となるタイミングも、修繕工事では10〜12年に一度されていますが、改修工事はその目的によって異なるのが特徴です。
修繕工事は、工事において劣化箇所の修繕を目的としています。
そのため、経年劣化が建物に現れたり、修繕が必要とされる箇所の修繕が必要な時に大規模な修繕工事をおこなうケースがほとんどです。
反対に改修工事では、修繕に加えて、新しいシステムを導入してマンションの利便性を高めることを目的としています。
エレベーターの新設や手すりスロープの新設、バリアフリー加工など、今までなかった新しいシステムを導入するのが特徴です。
このように、劣化箇所を修繕して、建物の耐久性を建設当初に戻すのが修繕工事であり、さらに新しい設備などの導入をして建物の不動産価値をグレードアップさせるのが、改修工事になります。
修繕工事と改修工事では、その費用も大きく異なるのが特徴です。
国土交通省が2017年5~7月に実施した”マンション大規模修繕工事に関する実態調査”によると、1戸当たりの工事金額は75万~120万円前後が目安とされ、平均で100万円となっています。
マンションの大規模修繕工事とは?タイミングから工程まで解説!
反対に改修工事では、その目的や設置する新たなシステムによって値段が変動するのが特徴です。
改修工事の費用を具体的な施工箇所ごとに挙げると、
となります。
上記からわかるように、改修工事にかかる費用の方が高く、またその費用に伴って工期も長いのを特徴としています。
マンション改修工事のタイミングは?注意点やポイントについて解説!
マンションや建物で加入している火災保険は、工事箇所が自然災害の影響を受けた場合に、適用が可能になるケースが多くあります。
そのため修繕工事においては、工事が必要となる工事箇所(屋上や外壁など)の劣化状態が、自然災害から影響を受けている場合、火災保険が適用できるのです。
そのため、本来修繕工事でかかるはずであった分の費用を、火災保険を適用することで上手に節約することができます。
修繕工事において火災保険が適用されて浮いた分の費用を、改修工事の費用にあてて新たな設備やシステムを導入し、マンションの不動産価値をより高めていくということも可能になるのです。
どちらの工事をおこなうにあたっても、劣化箇所の修繕においては、火災保険が適用になる箇所が多くあるので、事前に申請方法や詳細を確認しておきましょう。
火災保険の詳細については、こちらの記事からご確認ください。
火災保険はマンションの工事に適用できる?申請や注意点を解説!
今回は、修繕工事と改修工事の違いから、費用や火災保険の適用についてご紹介いたしました。
マンションなどの建物は、いつまでも綺麗に保つためにも、それぞれの工事の違いや、費用の特徴をしっかりと理解しておくようにしましょう。
また弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。
気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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