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日別アーカイブ: 2022年6月30日

屋上防水の種類と劣化症状について解説!!

 

屋上防水工事

 

屋上の防水工事は定期的に行っていますか?

防水工事には1つの方法だけでなく、複数の種類があります。

今回は「屋上防水とは?」「屋上防水工事の種類」についてまとめています。

○屋上防水とは

屋上防水とは、ビルなどの平らな屋根(陸屋根)に施す防水層のことです。

通常の傾斜(勾配)がある屋根だと、雨水は下へ流れます。

しかし、屋上の平らな屋根だと雨水は溜まりやすいため、防水工事が必要になるのです。

 

防水層の役割は、建物への雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を維持することです。

防水層は年々劣化していくため、定期的に防水工事を行うことが必要となります。

 

 

 

○屋上防水の劣化症状

屋上防水の劣化症状として、

 

1. 水溜り

2. 膨れ

3. 剥がれ

4. ひび割れ

5. 雨漏り

 

以上があげられます。

劣化がみられる場合は、放置するのではなくメンテナンスすることをおすすめします。

 

また、トップコートだけ劣化していても、放置してしまうと防水層まで傷める原因となります。こちらも早めの塗り替えをおすすめします。

 

 

・水溜まり

平らな屋根(陸屋根)の傾斜(勾配)が良い状態でないと、水だまりが起こります。

あまり多い事例ではありませんが、新築時の施工不良が関係しているかもしれません。

防水層の劣化にも繋がるので、施工が必要です。

 

・膨れ

防水層の下地に水が含まれてしまった場合、蒸発するさいに膨れが発生します。

膨れは亀裂や穴開きの原因にもなります。また、排水管周りの亀裂は漏水にもつながります。

・剥がれ

剥がれは、シート防水のつなぎ目が劣化し剥がれてしまうことです。

ウレタン防水でも、年数が立つと防水材が劣化して剥がれが起きます。

 

・ひび割れ

表面がひび割れすることです。

ひび割れは漏水の原因になりかねないので、早めに防水工事をした方がよろしいでしょう。

 

・雨漏り

防水層の劣化を放置しておくと雨漏りが発生します。

雨漏りは発生元を見つけるのが難しいため、発生元を補修するのではなく、防水のやり直しが必要です。

○屋上防水工事の種類

防水工事の種類をご紹介いたします。

主に、シート防水、ウレタン防水、アスファルト防水があげられます。

 

それぞれの種類について、説明していきます。

 

・シート防水

シート防水は防水シートを貼っていく工法です。

防水層が均一に仕上がるので、ムラができにくいのが特徴です。

 

ですが、下地に影響されやすく、凹凸がある床面には向きません。

 

・ウレタン防水

日本で多く用いられているのがウレタン防水です。

液体塗料を使い、ローラーで塗っていき継ぎ目のない防水層を形成します。

障害物が多い屋上でも、どんな形状の屋根でも対応でき、塗り重ねて修繕できるのが特徴です。

・アスファルト防水

シートと液状のアスファルトを重ね合わせていく工法です。

耐久性が高く、頻繁に工事が難しい建物の屋上におすすめです。

 

○まとめ

今回は「屋上防水とは?」「屋上防水工事の種類」についてまとめていきました。

屋上防水の劣化が見られた場合は、業者に調査してもらうと良いでしょう。

 

株式会社LASでは無料で調査、お見積もりと最適な工事方法をご提案させていただきます。

何かございましたらお気軽にご相談くださいませ。

補修工事が必要なひび割れの基準

 

コンクリートひび割れ

住宅の土台であるコンクリート部分を「基礎」と言います。基礎部分のコンクリートのひび割れが深刻化すると地盤沈下の原因となるので、早めの適切な補修が必要となります。

今回の記事は、『補修が必要となるひび割れの基準』と『補修工事までの流れ』を合わせてご紹介させていただきます。記事を参考にご自宅の基礎部分に問題がないか確認してみてください。

 

 

○ひび割れを補修する基準

幅0.3mm、深さ4mm以上のひび割れ

表面から内部まで通じているひび割れは、とても危険で補修が必要です。(幅0.3mm以上、深さ4mm以上)

このひび割れは「構造クラック」または「貫通クラック」とも呼ばれ、深刻な場合は地盤沈下の原因ににもなります。放っておくと雨水が染み込み、内部の鉄筋が錆びついいたり、ひび割れが広がったりしてしまいます。換気口の角に発生しやすいのが特徴です。ぜひ確認してみてください。

○雨染み

雨染みはコンクリートの内部に雨水が染み込むと発生します。ひび割れ周囲の雨染みから内部鉄筋のサビ汁が漏れている場合もあり、基礎の強度に影響がでていると考えられます。コンクリートには防水性がないため、ひび割れがなくても雨染みが発生する場合があります。

雨染みを防止するには、基礎を塗装してトップコートを重ね内部まで雨水が流れないようにすることが必要です。

縦いっぱいに伸びているひび割れ

上から下まで伸びているひび割れには注意です。

幅が小さい場合でも、早めに補修することをおすすめします。

○同じ箇所にある複数のひび割れ

限られた場所に、いくつもの小さいひび割れが発生している場合は注意が必要です。1m以内に3つ以上のひび割れがあるか確認してみてください。ひび割れが多い場合、基礎の構造に何らかの問題があるかもしれません。診断を受けることをお勧めします。

横方向に伸びているひび割れ

ひび割れは縦方向に発生する場合が多いですが、 横方向に伸びている場合は、設計や施工に何らかの問題があります。

大きな力が基礎に加わることで、横や斜めにひびが入ってしまうのです。

基礎の施工がきちんとしていれば、軽い地震が起きてもひび割れが発生することはありません。横方向や斜めにひび割れしている場合、業者に相談した方がいいでしょう。

 

○ひび割れ補修工事までの流れ

ひび割れの補修は、コンクリートの劣化を深刻化させないための工事です。コンクリートのひび割れには、様々な発生の原因があるので 状態ごとに適した補修工事をすることが大切です。

ひび割れの発生原因、ひび割れの幅の大きさ、内部の鉄筋が陳腐しているかどうかなど。先ほど上記で述べた補修基準の丁寧な調査を行い、適切に取り除きます。

補修の手順は以下の通りです。

① コンクリートを乾燥させ、綺麗な状態にする

② 劣化箇所の調査 (ひび割れの発生原因、ひび割れの幅の大きさ、挙動の有無、鉄筋が腐食しているか)

③ 劣化の状態に適した材料及び工法を選択

④ 補修工事開始

⑤場合によってトップコートを重ね、耐久性を強化

 

 

 

○まとめ

補修が必要と思われる基礎のひび割れの基準』と『補修工事までのな流れ』をご紹介させていただきました。今一度ご自宅の基礎コンクリートに問題はないか確認してみてください。

今回の記事で紹介した基準を参考にしてみて、気になる点がございましたら、弊社にお気軽に相談くださいませ。弊社は工事に関する相談から、現場での劣化状態の調査まで無料で承っております。

 

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