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月別アーカイブ: 2020年12月

屋根・屋上の塗装工事!都内の工事はLAS

 

 

屋根塗装

 

 

 

建物の最上部である屋根や屋上は、雨や紫外線、雪などの天候の影響を直接受けるため、年数が経つと防水膜が薄くなって剥がれ、本来の防水性を発揮できなくなったり、乾燥によってひび割れが発生したりなど、耐久性にダメージが出やすい特徴があります。その様な経年劣化により生じた劣化箇所から、建物に様々な悪影響を及ぼす前にも、今の劣化状態をきちんと確認し、本来の防水性を発揮させるようメンテナンスを施し、屋根の修繕や塗装・屋上には防水工事を施すことがとても大切です。今回はこの屋根と屋上の工事について、それぞれご説明致します。

[目次]

○屋根の工事

○屋上の工事

○工事の主な流れ

○まとめ

 

 

 

○屋根の工事の種類

[屋根葺き替え工事]

  屋根葺き替え工事は、今ある既存の屋根を全て撤去し、新しい屋根を設置する工事のことを指します。主な作業の流れとしては、まず既存の屋根と、屋根の下に敷いてある防水シート・野地板を撤去し、新しい野地板・防水シート・屋根を張り替えます。もしくは既存の屋根を何も撤去せず、重ねて新しい屋根をつくる工事もあります。一から屋根をリニューアルさせるため、屋根の強度を新しく構築することができます。

(メリット)

・屋根の下地の劣化箇所まで修繕できる

・屋根自体の強化

・耐震性の向上

 

 

[塗装工事]

 既存の屋根を洗浄し、劣化部分の修繕を施した後、専用の屋根塗料を塗布し防水機能を十分に発揮させるのを目的とした工事です。塗料の種類によってその後の耐用年数が約7〜20年と異なる特徴があります。塗料を3回にわたって重ね塗りするため、十分な防水効果が期待できます。

(メリット)

・高い防水性を発揮することができる

・用いる塗料によって仕上がりの好みが選べる

○屋上の工事

[屋上防水工事]

 屋上の防水工事では、まず既存の屋上の汚れを洗浄し、劣化箇所にエポキシ樹脂などを用いて修繕を行った後、防水材を塗布して仕上げるのが大まかな流れとなっています。

  より工程を細分化すると、まず屋上の劣化状態の調査から始まり、既存の防水膜下地(劣化が見られる状態のもの)を除去した後、高圧洗浄機で汚れを落として綺麗な状態にします。そして次に、その屋上の劣化状態に合わせ補修が必要な所は樹脂などで修繕を行い、防水材を塗料する前のベースをしっかりと作ります。防水膜が薄くなっているだけでなく、ひび割れや亀裂が見られる場合には、防水工事を施す前にひび割れの修繕も必要です。そのようなひび割れなどの劣化部分の修繕を行った後、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布し、通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。そして防水材を二回にわたって塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。

屋上防水工事で弊社が用いる防水材には、主に以下の種類のものがあります。

 

 アスファルト防水 耐用年数:約17〜20年

  アスファルトに合成繊維不織布を含ませて作ったシート状の建材を貼り重ねる工法で、防水性が高く、耐用年数がほかの工法と比べて比較的長いのが特徴です。

② ウレタン防水 耐用年数:約10〜12年

最も多く見られる工法です。太陽光に反射効果を持つ、遮熱塗料の塗布が可能で、面積が広い屋上では、コストパフォーマンスが上がります。ウレタン防水を紫外線劣化から保護するため、表面にトップコートと呼ばれる保護材が塗られており、そのトップコートを定期的に塗る必要がありますが、定期的にトップコートを塗ることで防水層の劣化速度を遅くし、結果的に建物のランニングコスト低下につながります。

③ FRP防水 耐用年数:約10年

補強した繊維強化プラスチックを用いた工法で、強度な防水層が形成できます。軽量という特徴もあり、木造の屋上への施工が適している場合が多く見られる工法です。こちらも定期的にトップコートを塗ることで長期なコストパーフォマンスの向上が可能です。

④ 塩ビシート防水 耐用年数:約10〜13年

塩化ビニールから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。シートが変芸自在なため、狭い場所や、複雑な形状をしたところにも施工可能なのが特徴としてあげられます。また耐久性が高く、施工時の美しい状態を維持しやすいという特徴があります。

⑤ ゴムシート防水 耐用年数:約10〜12年

合成ゴムから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。塩ビシート防水とは異なって狭い場所や複雑な形状をした場所の工事には向いていませんが、工期が短期間で済み、施工しやすく、コストが抑えられるといったメリットがあります。

 

それぞれの建物の状態や仕上がりの好みに合わせて、防水材を施工致します。

 

 

 

 

 

○工事の主な流れ 

屋根、屋上の劣化状態の調査

用いる工事、工法の決定

お見積もり作成

ご契約

工事

工事完了

ご確認、お引き渡し

工事完了後、状態をご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。弊社では工事に関するご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

[保険申請や工事に関してのご相談]

03-6315-4194

[工事可能エリア]

東京都

(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)

神奈川・埼玉・千葉

外壁修繕で建物をリニューアル!マンションの工事はLAS

 

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雨や紫外線などから建物を保護している外壁は、その分天気や乾燥の影響を受けて、経年劣化が著しく見られる箇所でもあります。特に、窓枠回りや外壁材のつなぎ目などの部分は、劣化が発生しやすいのも特徴です。外壁修繕工事では、まず劣化状態を調査した後、劣化箇所に修繕を施し、その上から新たに外壁塗装を施して外壁の強度だけでなく防水性も向上させることを目的としています。今回はこの外壁修繕工事について、詳しくご説明致します。

 

 

[目次]

○外壁修繕工事について

○工事を施すタイミング

○劣化箇所の修繕について

○塗料の種類と工事のポイント

○まとめ

 

 

○外壁修繕工事について

 

マンションの外壁修繕工事では、まず外壁がどれくらいの劣化状態にあるのかチェックを行い、その劣化状態に合わせて加減を考えながら洗浄し、汚れやひび割れなどの劣化部分を修繕後、防水材の塗装を施します。

外壁がタイル貼りである場合は、別の記事で詳しく説明しておりますので、気になる方はこちらをご覧ください。

ーー経年劣化によるタイルの剥落を防ぐ!外壁修繕工事はLASーー

 

 

外壁修繕工事は、主に以下の流れで行われます。

 

工事のご相談、現場調査

お見積もり

ご契約

足場の設置

外壁の洗浄

ひび割れなどの修繕

塗装

工事完了

 

工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

○工事を施すタイミング

 

工事を行うタイミングとしては、およそ10〜15年に一度とされておりますが、異常気象による影響や、建物の周辺環境によって、工事を必要とするタイミングには差が生まれます。目安としてはクラックと呼ばれるひび割れが起こっていたり、表面をこすった時に白い粉が手につくチョーキング現象が起こっている場合は、外壁が劣化しており、すぐに工事を施したいい状態と言えます。

 

 

 

○劣化箇所の修繕について

 

外壁修繕工事において、劣化箇所の修繕は必要不可欠です。クラックと呼ばれる建物にできたひび割れに関しては、エポキシ樹脂、もしくはアクリル樹脂を用いて修復します。それぞれの樹脂の特徴を踏まえ、劣化状態に合った工法を選んで施工します。

<<都内マンションの工事ーひび割れ補修はLASー>>

 

 

 

○塗料の種類と工事のポイント

 

外壁修繕工事は建物の修繕だけでなく、用いる塗装によって外観の印象を大きく変えることもできます。外観をリニューアルし、不動産価値を改めるためにも、塗料の種類を抑えておくことがとても大切です。

 

<シリコン塗料>  耐用年数:約10〜15年

外壁塗装において主流である塗料です。耐熱性や耐候性に優れており、汚れや色落ちに強い外壁に仕上げることができます。透湿性に富んでいるため、塗装膜が剥がれにくく、カビや藻が生じにくいという特長があります。

<ラジカル塗料> 耐用年数:約8〜16年

汚れに強く、変色がしにくいのを特徴とした塗料です。塗装したときの光沢を持ちを良く仕上げることができます。またチョーキング現象の発生を抑える効果も持ち合わせているのが、この塗料の特徴です。

<フッ素塗料>  耐用年数:約15〜20年

 耐用年数が長く、高い耐久性を特徴としている塗料です。汚れがつきにくい性質があり、いつまでも外壁の外観を美しく保つことができます。親水性に富んでいるため汚れにくく、優れた防水性を持ち合わせています。

<セラミック塗料>  耐用年数:約10〜20年

砂や石、セラミックビーズなどの微粒子が配合された塗料で、無機塗料や無機ハイブリット塗料とも呼ばれています。遮熱・断熱効果を持ち合わせており、耐久性や耐候性に優れています。

<ウレタン塗料>  耐用年数:約8〜10年

価格が安く、密着性や耐久性、機能性のすべてにおいてコストパフォーマンスの良い塗料です。塗膜が柔らかく弾性があるので、伸縮性に優れており、ひび割れしにくい加工に仕上げることができます。

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。外壁のメンテナンスを行う事で、建物の第一印象となる外観を美しく保ち、大切なマンションの不動産価値を維持しましょう。

弊社では工事に関するご相談から、現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

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経年劣化によるタイルの剥落を防ぐ!外壁修繕工事はLAS

 

外壁工事

 

 

強い雨風の影響を直接受けるマンションの外壁タイルは、年数が経つと経年劣化により、タイルと外壁の間に隙間が生じます。放って置くとタイルが剥がれ落ち、第三者が怪我をする被害へと繋がり兼ねません。外壁タイルの剥落防止補強工事では、既存の外壁を調査・洗浄後、劣化部分を修繕し、上から剥落防止となる保護材を塗布して、タイルの密着性を高めるだけでなく、防水性も強化させ、外壁自体をリニューアルさせます。今回はこの外壁タイル剥落防止補強工事について、詳しくご説明致します。

 

 

 

[目次]

○工事の大まかな流れ

○劣化部分の修繕方法

○防水材について

○火災保険について

○まとめ

 

 

 

○工事の大まかな流れ

 

外壁タイルの補強工事においては、まず既存の外壁がどのような状態であるかの劣化状態の調査から始まります。外観の汚れやタイルの剥がれ・変色等を目視確認し、並行してハンマーで打診調査を行いながら、ひび割れや浮きの状態を確かめます。調査後、高圧洗浄や洗浄剤を用いて既存タイルを傷つけないように表面の汚れを落としていきます。その後工法に合わせて、劣化部分を修繕し、外壁用の保護材を塗布してタイルを補強します。最後に施工箇所の状態確認を行い、工事完了となります。

 

現場の劣化調査

用いる工法の決定

既存タイルの洗浄

薬液注入による劣化部分の修繕

外壁タイル保護材の塗布

工事完了

お引き渡し

 

 

 

 

○劣化部分の修繕方法

 

[外壁のひび割れ]

ひび割れや小さな亀裂に関しては、エポキシ樹脂・アクリル樹脂・バジリスクを用いて、ひび割れのそれぞれの劣化状態に合った工法で修繕を施します。

 

[タイルと外壁間の隙間]

外壁とタイルの間に生じた隙間の修繕方法としては、ボンドピニングという工法を用いてエポキシ樹脂を注入し、密着、補強させます。ボンドピニング工法とは、エポキシ樹脂注入材とステンレスピンを併用して、外壁のモルタルに生じた浮きや剥がれを修繕する工法です。ハンマー等の打診調査で現場の劣化状態を確認し、用いるアンカーピンの本数と配置を決定した後、コンクリートドリルで定めた位置に穴を開けます。そこにエポキシ樹脂を注入し、アンカーピンを挿入した後、表面をエポキシ樹脂パテで仕上げ、24時間以上養生して修繕完了となります。

 

 

 

 

○防水材について

 

弊社が用いる防水材は、主にスカイコートWセブンSの2種類です。

 

[スカイコートW]

 水系ウレタン樹脂を主成分とした非常に透明度の高い外壁用の保護材です。ウレタン樹脂の特性である頑丈かつ柔軟性がある特徴をいかして、驚異的なひび割れ追従性と抗張積を備えています。また全ての構成材料が水系であるため、引火や中毒の原因となる危険成分を一切含んでおらず、工事中の居住者様にも環境にも優しいです。

<特徴>

・タイルの外観を維持する高い透明度

・頑丈かつ柔軟な優れた伸縮性

・環境や人間に配慮したオール水系材料

 

 

[セブンS]

 特殊アクリルエマルション樹脂を中塗りに用いた透明度の高い外壁用保護材です。工程を5段階に分けて施工するため、外壁に非常に高い防水性が施すことができます。そのため施行後の雨風の影響に強く、建物を浸水被害から守る効果が期待できます。

 

<特徴>

・優れた防水性で外壁からの浸水被害を防ぐ

・タイルの外観を維持する高い透明度

・5段階に分けて施工する頑丈な補強力

それぞれの建物に合った防水材を塗布後、工事完了となります。

 

 

 

○火災保険について

 

工事箇所が自然災害の影響を受けて生じた劣化箇所である場合、火災保険が適用対象となるのはご存知ですか?雨風や台風の影響により工事が必要となった外壁に関しては、火災保険を適用して費用を抑えて工事を行える可能性が高いです。

弊社では、現地の状態調査から保険の申請、工事の施工、施工後の確認まで、ノンストップのフォロー体制をとっております。

工事や保険に関する知識が少ない個人の方の請求では、本来請求できるはずの被害箇所を発見できずに申請してしまったり、被害箇所の写真を十分な形として証拠に出来ず、保険対象外と断定されてしまうケースが多く見られます。 その様なリスクから専門的な知識と実績でお客様をお守りすることが、弊社が一から保険活用工事をサポートさせていただく理由の一つです。

 

 

 

 ○まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。 弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

[保険申請や工事に関してのご相談]

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駐車場のひび割れ修繕や塗床工事ー都内の工事はLASー

 

 

駐車場 漏水状況 ひび割れ

 

 

 

重たい車の負荷を受ける駐車場。経年劣化によりコンクリートが中性化してしまうと、ひび割れが生じ、駐車場や建物の強度に影響を及ぼします。ひび割れや小さな亀裂が生じている場合は、補修材を用いて修繕を施し、その上から塗床材を塗布することによって耐久性を向上させることがとても大切です。今回はこの駐車場の塗床工事について、手順や塗料の種類まで、詳しくご説明致します。

 

 

 

[目次]

○工事の流れについて

○主な作業の流れ

○補修するべきひび割れの種類

○ひび割れの修繕方法

○塗床材の種類

○まとめ

 

 

 

○工事について

 

駐車場塗床工事のおおまかな流れとしては、まず既存の床の劣化状態の調査から始まります。古い塗膜や劣化した下地を全て削り取り、ひび割れや亀裂が見られる場合は修繕を施して、健全で密着性の高い新たな下地を作ります。下地処理によってきちんと土台を完成させた後、コテを使って塗床材を塗り、用途に合わせて樹脂を重ね、耐久性を強化します。仕上げにコーティング材を塗布し、劣化による剥離を起こりにくくさせ、さらに耐久性や塗床材の効果を強化させ、完成です。

 

 

 

○主な作業の流れ

現場の劣化状態調査

お見積もり作成

下地処理

プライマー塗布

塗床樹脂剤塗布

仕上げコーティング

工事完了

お引き渡し

 

 

 

○補修するべきひび割れの種類

構造クラック(幅0.3mm、深さ4mm以上)
構造クラックはひびが表面だけでなく内部の鉄筋まで届いてしまっている非常に危険な状態です。その危険な状態から別名貫通クラックとも呼ばれます。雨水の侵入によって鉄筋が錆びてしまうだけでなく、ひび割れが広範囲に広がってしまい、最悪の場合地盤沈下を招いてしまう可能性があります。

水平なひび割れ
ほとんどの原因によって生じるひび割れは縦方向ですが、横方向や斜めに伸びるひび割れは、大きな力が基礎に加わることで発生します。もし横方向に水平に伸びているひび割れを発見した場合、設計や施工に何らかの問題を抱えている可能性があるかもしれません。

細かく小さな複数のひび割れ
たとえ小さく細かなひび割れであっても、同じ場所、または近くにいくつも発生している場合は注意が必要です。これらを放っておいてしまうとひび割れがどんどん広がってしまい、やがて構造クラックへと変化したり、コンクリートに多くの滑落が見られる様になり、内部への水の浸入を防ぐことが難しくなってしまうばかりか、放置すると地盤沈下のリスクも大幅に増加してしまいます。

 

 

 

○ひび割れの修繕方法
1.エポキシ樹脂注入工法
構造物や外壁に発生したクラック(ひびわれ)に対しては、直接樹脂の注入を行います。
樹脂を注入したのちに、塗装をすることで外壁を綺麗に仕上げることができます。
外壁の浮き部分にはドリルで穿孔した後に、注入金具を取り付けて注入をしていきます。

2.バジリスクによる自己治癒技術工法
微生物を配合したコンクリート材を流し込むことによってひび割れなどの損傷を自動的な修復を図る工法です。

バジリスクによる自己治癒技術工法は、他の工法に比べてンテナンス費用も比較的安く、建物の保守か管理が長持ちするのが特徴です。弊社ではこちらをオススメしております。

“バジリスク”とは

バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。

 

○塗床材の種類

 弊社が塗床塗装で用いる塗料は、主に水硬性ウレタン樹脂系塗床、硬質ウレタン系塗床、MMA樹脂系塗床、エポキシ樹脂系塗床の4種類です。

[水硬性ウレタン樹脂系塗床]

耐熱水性、耐薬品性、耐荷重性に優れていて施工中の臭気が少ない為、食品工場、厨房、薬品工場、倉庫の床で使われます。

 

[硬質ウレタン系塗床]

磨耗しにくく、耐久性、耐衝撃性が高く、光沢があり、意匠性に優れている為、クリーンルームや研究室、病院機械工場、事務所などで多く採用されています。

 

[MMA樹脂系塗床]

硬化速度が速く、工期が短いのが特徴です。光沢があり、意匠性に優れているので食品工場、倉庫、低温倉庫、駐車場などでの施工が多いです。

 

[エポキシ樹脂系塗床]

光沢があり、耐薬品性に優れています。耐電化工が可能なのが特徴であり、静電気防止にも最適です。研究室、病院工場、実験室などでよく施工されます。

 

これらの塗料を用いて、床に厚膜防水加工を施す場合は塗材をコテやローラーなどでムラなく塗布しその上に専用の上塗り塗材でコーティングします。厚膜防水とはビルの屋上やベランダなどで多く用いられる防水工法です。液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができます。

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。工事を施すことによって本来の強度を復元し、抗菌性や耐久性のある床に仕上げることができます。弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

 

[保険申請や工事に関してのご相談]

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地下室の防水工事、漏水の対策や原因を徹底解説!

 

地下防水工事 株式会社LAS

 

 

地下室は建物の最下部に位置しているため、換気が難しく、経年劣化により漏水が発生してしまうと、バクテリアの繁殖や異臭の原因になりやすいのが特徴です。一度漏水が起きてしまった場合は、漏水部分に薬剤を注入して止水します。今回はこの地下室防水工事について詳しくご説明致します。

 

 

 

[目次]

○地下室に漏水する原因

○漏水箇所の修復方法

○コンクリートのひび割れ

○用いる防水材の種類

○作業の流れ

○まとめ

 

 

○地下室に漏水する原因

 

建物の屋上や外壁、コンクリートの繋ぎ目の部分の劣化からひび割れが生じるとそこから雨水が浸水し、地下室へと溜まっていきます。また経年劣化によりコンクリートが中性化し、砂と砂の結合が弱くなってセメント成分自体も劣化することが地下室の漏水被害の主な原因です。地下室の漏水を放って置いてしまうと、流れだしたセメント成分によりコンクリートが剥がれ落ちる爆裂という現象が起き、建物の土台となる基礎に影響が及びます。建物を安全に保ち続けるためにも、まずは地下の防水工事について大切なポイントをしっかりと押さえていきましょう。

 

 

 

○漏水箇所の修復方法

 

止水処理をせずに導水ホース等を用いて水を排水口まで誘導し、その状態のままにする導水工法もありますが、排水は行えても、水が建物内にある状態であることには変わりありませんので、カビや異臭の被害が無くなる訳ではありません。漏水被害が見られた場合には、背面止水工法を用いて内側からしっかりと防水層を作ることをおすすめします。

 

ー背面止水注入工事とは ー

地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入して、 防水層の劣化した不具合部のある地下構造物の躯体に新たに防水層を作る工法です。 特徴として高密な止水力でしっかりと浸水を遮断できたり、注入圧力、注入量が確認でき、施工管理が容易にできるためコストが抑えられやすいほか、既設コンクリートに漏水、背面還流水がある箇所など、様々な状態の浸水にも対応できるという優れたメリットを持っています。

 

 

 

コンクリートのひび割れ

漏水被害のほかにも、地下室のコンクリート内にひび割れが発生していた場合は修復を施します。コンクリートのひび割れにはエポキシ樹脂注入工法と言われる工法を用いて直接樹脂の注入を行ったり、バジリスクという最新のコンクリート材を流し込むことによってよりピンポイントで修復を施します。特にバジリスクは、コンクリート中にバクテリアとその栄養分を含み、そのバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術で、注目を集めています。これら2つの工法や、ひび割れについてはこちらでより詳しく書いてありますので、気になる方はこちらの記事をぜひチェックしてください。

<<ひび割れ補修工事、自己治癒技術でお手軽に!>> 

 

 

 

○用いる防水材の種類

ひび割れなどの劣化箇所を修繕してきちんと修繕を施した後は、上から防水材を塗布します。

 

 アスファルト防水 耐用年数:約17〜20年 

  アスファルトに合成繊維不織布を含ませて作ったシート状の建材を貼り重ねる工法で、防水性が高く、耐用年数がほかの工法と比べて比較的長いのが特徴です。アスファルト防水の施工方法は、主に熱工法と冷工法の2つに分かれます。熱工法は加熱・溶融したアスファルトでアスファルトシートを積層し防水層を形成する工法です。一方、冷工法では熱を使わずに防水層を形成します。

 

② ウレタン防水 耐用年数:約10〜12年

最も多く見られる工法です。太陽光に反射効果を持つ、遮熱塗料の塗布が可能で、面積が広い屋上では、コストパフォーマンスが上がります。ウレタン防水を紫外線劣化から保護するため、表面にトップコートと呼ばれる保護材が塗られており、そのトップコートを定期的に塗る必要がありますが、定期的にトップコートを塗ることで防水層の劣化速度を遅くし、結果的に建物のランニングコスト低下につながります。

 

③ FRP防水 耐用年数:約10年

補強した繊維強化プラスチックを用いた工法で、強度な防水層が形成できます。軽量という特徴もあり、木造の屋上への施工が適している場合が多く見られる工法です。こちらも定期的にトップコートを塗ることで長期なコストパーフォマンスの向上が可能です。

④ 塩ビシート防水 耐用年数:約10〜13年 

塩化ビニールから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。シートが変芸自在なため、狭い場所や、複雑な形状をしたところにも施工可能なのが特徴としてあげられます。また耐久性が高く、施工時の美しい状態を維持しやすいという特徴があります。

⑤ ゴムシート防水 耐用年数:約10〜12年

合成ゴムから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。塩ビシート防水とは異なって狭い場所や複雑な形状をした場所の工事には向いていませんが、工期が短期間で済み、施工しやすく、コストが抑えられるといったメリットがあります。

 

 

 

○作業の流れ

 

現場調査

防水設計

お見積もり

ご契約

防水工事

工事完了

ご確認、お引き渡し

工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

○まとめ

まずは地下室がどのような状態であるかを調査し、その劣化状態にあった止水方法や防水材を選んで工事を行うことがとても大切です。弊社では工事に関するお電話でのご相談から現場調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

[保険申請や工事に関してのご相談]

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