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都内マンションの工事ーひび割れ補修はLASー

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外壁や屋上、地下室のコンクリート壁など、建物のありとあらゆる場所に現れるひび割れ。放って置くと建物自体の老朽化に繋がるほか、内部への浸水被害のもととなります。様々な2次被害へと繋がる前にも、ひび割れを発見したら修繕を施すことがとても大切です。今回はそのひび割れの種類や原因から、適切な工事方法まで詳しくご説明致します。

 

 

 

[目次]

○ひび割れの原因

○危険性のあるひび割れ

○修繕方法の種類

○工事の流れ

○まとめ

 

 

 

 

○ひび割れの原因と種類

 

地震などの建物に直接影響を与える揺れだけでなく、乾燥や温度変化の影響を受けて、固定されているコンクリートは伸び縮みできなくなり、ひび割れが生じます。またコンクリートの中性化も原因の一つです。元はアルカリ性のコンクリートですが、雨や紫外線にさらされると、中性化が進んでしまうのです。中性化は、コンクリート内部の鉄筋の錆びをもたらし、鉄筋の腐食や老朽化にも繋がります。

 

 

 

 

 

○危険性のあるひび割れ

 

建物に生じた亀裂やひび割れはクラックと呼ばれ、そのクラックの大きさによって危険性が分かれています。国土交通省では0.3mm以下のひび割れを「ヘアクラック」と呼び、0.3mmを超えるひび割れを「構造クラック」と呼んでいます。ヘアクラックは細いひび割れのことで、すぐには重大な欠陥には繋がりにくいひび割れという定義になっています。その反面、構造クラックは構造にまで影響する深刻なひび割れという定義です。マンションにあらゆる工事を施す際、構造クラックはもちろん、大きくなりかねないヘアクラックからひび割れが起きそうな部分までしっかりと修繕を施す事が大切です。

 

 

 

 

○修繕方法の種類

弊社では、エポキシ樹脂・アクリル樹脂・バジリスクを用いて、ひび割れのそれぞれの劣化状態に合った工法で修繕を施します。

 

[エポキシ樹脂]

 構造物や外壁に発生したクラック(ひびわれ)に対しては、こちらのエポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行います。強度は比較的バジリスクより強く、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。弊社では地下の防水工事だけでなく、外壁やトンネルなど様々な用途での止水工法として、エポキシ樹脂を施しているため、しっかりとした防水効果が見られます。

ースムースエポ工法ー

 ひび割れをまずカッター等で塗膜を軽く削り、隙間を確認した後、エポキシ樹脂をグルーガンのような工具を用いて注入ずる工法です。ピンポイントでひび割れを補修できるので使い勝手が良く、よく市場に出回っている工法です。

 

ーボンドシリンダー工法ー

 BC加圧ゴムの圧力を使って時間をかけてゆっくりと補修材を注入する工法です。確実にひび割れを補修できるため、奥行きの深いひび割れも確実に修繕を施すことができます。

 

[アクリル樹脂]

 コンクリートの状態(ひび割れ幅等)に左右されることなく、0.1mm以下の微細なひび割れにも注入することができる樹脂です。エポキシ樹脂と比べて変異原生物質や環境ホルモン物質を含まないため、比較的に環境に配慮して工事を施工することができます。水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。

 

ースーパーJ工法ー

 低粘度型のアクリル樹脂を用いたひび割れ補修工法です。漏水箇所などの水分を含んだ箇所にも施工でき、コンクリートに対する密着性が高い特徴があります。低温度(-10°C)でも硬化するため、ひび 割れ幅が大きくなる冬期および寒冷地での施工が可能であるほか、乾燥や気温変化などによるひび割れの再発を防ぐ効果があります。

[バジリスク]

 バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によって損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。

バジリスクの中に含むバクテリアをまずは乾燥状態にし、その状態にした上でエサとなる乳酸カルシウムといった栄養素と一緒に顆粒化させコンクリート製造時に混入し、コンクリート硬化後ひび割れが発生した場合、雨水などの水分が浸入すると酸素を有する環境下でバクテリアが復活し、栄養分を吸収して炭酸カルシウムを生み出しひび割れを閉塞し、内部の鉄筋腐食を防止することができます。バクテリアの代謝活動で発生した二酸化炭素は、B 剤に含まれるカルシウム分やコンクリート中の未水 和セメントと結合して炭酸カルシウムになり、ひび割れや細孔内部を埋めていきます。

 

 

 

 

○工事の流れ

 

ひび割れの状態調査

用いる樹脂、工法の決定

ひび割れの清掃、乾燥

補修作業

清掃

工事完了

お引き渡し

工事完了後、状態を確認して頂いてからの引き渡しとなります。

○まとめ

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。一見些細な劣化に見られる小さなひび割れでも、放っておくと水漏れや浸水など、様々な被害や建物の老朽化に繋がりかねません。そうなる前にも、修繕をきちんと施し、常に建物を綺麗な状態で保つ事がとても大切です。弊社では、工事に関するお電話でのご相談から、現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、どうぞお気兼ねなく、ご相談ください。

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