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月別アーカイブ: 2021年1月

大規模修繕工事の費用について 株式会社LAS

マンション大規模修繕工事

マンションの大規模修繕工事を施すタイミングは、およそ10年に一度とされています。経年劣化や何らかの原因によって不具合が生じた箇所を修復し、建物を建設当時の水準まで戻すことを目的とした工事が、マンションの大規模修繕工事です。足場を組んで、外壁の修繕を施したり、屋上や共用部分の防水工事を行うため、工事期間が長く、大掛かりな作業を要する工事であるのが特徴です。今回は、このマンションの大規模修繕工事について、気になる費用やポイントまで、詳しくご説明致します。

[目次]

○大規模修繕工事について

○費用の目安

○火災保険について

○工事の流れ

○まとめ

○大規模修繕工事について

大規模修繕工事では、主に外壁や屋上、バルコニー、給排水管といった共用部分や経年劣化により生じたコンクリートのひび割れなどに工事を施します。建物全体に足場を組んで囲み、補修や修繕工事、設備や資材の交換などを行います。

また同時に改修工事を取り入れることも可能なので、バリアフリー対策や宅配ロッカーの設置、インターホンにカメラを導入することもできます。このような改修工事は、建物をより新しく優れた状態にして不動産価値の向上を図ることを目的としています。

<工事箇所>

・外壁、タイル張り替え

・屋上、屋根

・バルコニー、共用部分

・コンクリートのひび割れ

<その他オプション>

・バリアフリー加工

・エレベーターの新設

・宅配ロッカーの設置

・インターホンカメラの設置

○費用の目安

 

国土交通省が2017年5~7月に実施した「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」では、1戸当たりの工事金額は75万~120万円前後、平均で100万円となっています。マンションの規模によっても値段は変動致しますので、あくまで平均の目安です。

 

追加で改修工事を取り入れる場合は、下記の費用を目安としています。

 

・入り口付近のスロープの設置と10箇所の段差解消など  350万円
・滑り止め付きスロープの設置             300万円
・エレベーターの新設                2,300万円
・宅配ロッカーの設置                 60万円
・インターホンカメラ                15万円/戸

 

 

 

○火災保険について

 

工期が長く、作業が大掛かりである大規模修繕工事は、その分かかる費用も大きいですが、屋上部分などの自然災害の影響を受けて工事が必要になった箇所に関しては、火災保険を活用して工事費を大幅に抑えることができます。

弊社では保険の申請から工事プランの作成、そして工事まで全て一貫して行なっているため、保険の申請箇所の漏れや工事箇所の漏れを最低限に無くし、安心して大規模修繕工事行えるよう徹底しております。

以前、別の記事で火災保険の申請と工事についてより詳しく説明しておりますので、気になられる方はぜひこちらも、合わせてチェックしてみてください。

ーー火災保険活用で工事をもっとお手軽に!都内マンション工事はLASーー

 

 

 

 

○工事の流れ

 

建物の調査・診断

用いる工事や工法の決定

火災保険適用箇所の申請

費用などの見積書の作成

ご契約

下地処理

修繕

防水工事

塗装

工事完了

工事完了後、確実に施工されているかどうかを依頼者がチェックし、納得できれば引き渡し可能となります。

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。工事の費用はマンションの規模や火災保険の適用によって異なります。弊社は工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなく、ご相談ください。

[保険申請や工事に関してのご相談]

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エレベーターピット漏水工事、都内マンション工事はLAS

 

 

エレベーターピット防水工事

 

 

エレベーターピットに水が溜まっていたり、水分が蒸発した痕跡がある場合は、ひび割れなどの劣化箇所から雨水が浸水している可能性があります。放っておくと、バクテリアの繁殖や錆びが発生し、建物の老朽化へ繋がります。エレベーターピットの防水工事では、ピット内の水溜りの排水処理を行うほか、薬液注入工法による水漏れ箇所の止水加工や、ひび割れの補修を施し、防水剤を施工することでピット内を頑丈に修繕します。今回はこの工事について、詳しくご説明致します。

 

[目次]

○工事について

○作業の流れ

○用いる防水材

○まとめ

 

 

 

○工事について

エレベーターピットが劣化すると、水溜りや錆などの汚れや、ひび割れやその箇所からの漏水などが主な被害として現れます。ですがその漏水被害は発見するのが難しく、一度漏水しても、気が付かない間に時間が経って乾燥してしまい、点検をした時には蒸発して見逃してしまう事例が多く見られます。

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そのため、漏水被害が出ているかどうかを見極めるには、点検をした際に水溜りが無くても、水が蒸発した様な跡が残っているかどうかまで見る必要があります。もしその様な痕跡が見られたら、コンクリートに生じたひび割れなどから、雨水などの水漏れが起こっているサインです。被害が軽度なうちに防水工事を施すことにより工事の規模も小さく、費用も抑えられるので、点検時に異変に気づかれた際は工事をおすすめします。

 

 

○作業の流れ

主な工事の流れとしては、まず劣化状態の調査から始まり、排水作業やひび割れなどの被害箇所を修繕していきます。そうして土台を完成させた後、上から防水材を塗布してしっかりとした防水膜を作り、さらにトップコートを塗り重ねて耐久性をアップさせ、工事完了となります。

 

 

 エレベーターピット内の調査

排水作業

乾燥

薬液注入工法によるひび割れの修繕

防水作業

トップコート材塗布

工事完了

お引き渡し

工事完了後は状態を確認いただいてからのお引き渡しとなります。

○用いる防水材

弊社では“ケイ酸質系防水材”と呼ばれる防水材を使用しております。

[“ケイ酸質系防水材”とは]

 ケイ酸質系防水材には既調合粉体と水を練り混ぜて用いるI( アイ) タイプとエマルジョンと水、又は再乳化形粉末樹脂が混合された既調合粉体と水で練り混ぜて用いるPタイプの2種類があります。コンクリートの毛細管空隙を充填し、その量を減少させコンクリートの表面を緻密なものに変化させることにより、防水性能を付与するものです。塗布する事によりコンクリート躯体の養護と防水に優れた性能を発揮できます。

 

○まとめ

 最後までお読みいただきありがとうございます。劣化のサイン気づきにくい箇所であるからこそ、点検を行った際にはきちんと漏水していないか、劣化していないかを確認することがとても重要です。弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

 

[関連記事]

ーー建物のひび割れ修繕工事-都内マンションの工事はLASーー

ーー港区 エレベーターピット防水工事ーー

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火災保険を活用して工事をお手軽に!都内の工事はLAS

 

大雨や台風など、自然災害の影響を受けて工事が必要になった箇所に関しては、きちんと申請を行えば、火災保険を適用して工事の費用を抑えることができるのをご存知ですか?

今回は、マンション修繕工事における火災保険の適用の仕方から、適用される工事について、詳しくご説明致します。

 

マンション 防水工事
[目次]

○申請の仕方について

○主な流れ

○確認するべきポイント

○保険が適用される主な工事

○まとめ

 

 

 

○申請の仕方について

 

火災保険を適用するには、まず建物の劣化状態を調査し、保険の鑑定人と被害箇所の認定を行う必要があります。工事箇所の被害を状態調査で確認後、”現地調査報告書”の提出
と“工事見積書”の説明をし、保険の申請が認められると、申請主(お客様)に保険金が渡され、工事を施します。現場の劣化状態の調査を先に行い、事前に工事プランを見積もることで、 工事範囲をくまなく、漏れがないように保険の申請を行えるようになります。

 

 

 

○主な流れ

 

建物の状態をチェックする現地調査

現地調査終了後、保険が適用される被害箇所の認定

保険内で行える工事のプラン作成

弊社が鑑定人に被害箇所(工事箇所)の証拠提出

保険申請

申請主(お客様)に保険金が渡される

弊社による補修工事

工事完了

工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

 

○確認するべきポイント

 

保険の申請と工事を、それぞれ別の専門の業者に任されて修繕工事をされるケースや、保険の申請を個人で先に行った後に工事を依頼されるケースがありますが、その双方の手段で工事を行おうとすると、工事箇所の申請漏れや保険適用範囲の伝達漏れが発生する場合が多くみられます。

火災保険を適用して工事を施す場合は、劣化状態の調査から保険の申請とその後の工事まで、一貫して一つの業者で行うことを強くお勧めします。

 

また火災保険を活用して工事を行う場合、建物の劣化箇所だけでなく、工事が必要となりそうな状態が見られる箇所(これから被害が現れそうになる箇所)まできちんと発見し、それを踏まえた上でどういった工事を施すかを考えることがとても大切です。被害箇所の漏れが無いよう徹底的に調査し、被害箇所を十分な証拠として写真に残して申請を行った後、工事を施せる様、専門的な知識と実績でお客様をお守りすることが、弊社が一から保険活用工事をサポートさせていただく理由の一つです。

 

 

 

 

 

 

○保険が適用となる工事

 

[
屋根・屋上補修工事]

屋根や屋上は、天候の影響を直接受けるため火災保険適用となる被害箇所が発見しやすく、申請するにあたって必要な証拠がきちんと揃えることができ、保険が適用されやすい工事箇所です。工事の種類に関しては、屋根葺き替え工事や塗装工事、防水材を塗布する屋上工事があります。以前別の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひ以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

 

ーー屋根・屋上の塗装工事!都内の工事はLASーー

 

[外壁修繕工事]

外壁の劣化を修繕する工事です。
外壁面のひび割れや塗装の浮き剥がれ、サッシやドア、各種点検口、ハッチ部、吸排気ダクトなどの劣化により防水効果が効いてない状態にある場合、工事を必要とします。
こちらは屋根の工事と比べると保険の申請は少し難しくはなりますが、状態が軽度なうちから工事をすることで、修繕費用を大幅に抑えることができます。

 

ーー外壁修繕で建物をリニューアル!マンションの工事はLASーー

 

[コンクリート面などのひび割れ修繕工事]

鉄筋コンクリート造マンションのいたるとこに生じるひび割れを補修する工事です。
地震の多い日本では亀裂やひび割れが生じやすく、そこから雨水が侵入することによって内部鉄筋を腐食させる原因となります。放っておくと、外壁の剥離にもつながる他、耐震強度の低下など、深刻な問題の原因となります。またこの工事も、軽度なうちに補修工事を施工することで、費用を大幅に抑えることができます。

ーーひび割れ補修工事、自己治癒技術でお手軽に!ーー 

 

 

 

 

○まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。火災保険を申請して工事を行うにはいくつか注意点がありますが、それらをしっかり踏まえて申請すればきちんと活用することができます。ご相談や気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

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