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塗床工事の工程と特徴についてー株式会社LASー

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ウレタン防水

駐車場や厨房などの塗床工事では、まず既存の床の劣化状態を調査し、下地処理を完成させた後、塗床材・コーティング材を塗布します。用いる塗床材の種類によって仕上がりの特徴が異なり、それぞれの用途にあった床に仕上げることができます。今回は、この塗床工事について、詳しくご説明致します。

 

 

[目次]

○工事の工程

○主な作業の流れ

○工事箇所ごとの塗床材の特徴

○下地処理について

○まとめ

 

 

 

 

○工事の工程

 

塗床工事では、まず既存の床の劣化状態の調査から始まります。古い塗膜や劣化した下地を全て削り取り、ひび割れや亀裂が見られる場合は修繕を施して、健全で密着性の高い新たな下地を作ります。下地処理によってきちんと土台を完成させた後、コテを使って塗床材を塗り、用途に合わせて樹脂を重ね、耐久性を強化します。仕上げにコーティング材を塗布し、劣化による剥離を起こりにくくさせ、さらに耐久性や塗床材の効果を強化させ、完成です。

 

 

○主な作業の流れ

現場の劣化状態調査

お見積もり作成

下地処理

プライマー塗布

塗床樹脂剤塗布

仕上げコーティング

工事完了

お引き渡し

 

 

○工事箇所ごとの塗床材の特徴

 

弊社が塗床塗装で用いる塗料は、主に水硬性ウレタン樹脂系塗床、硬質ウレタン系塗床、MMA樹脂系塗床、エポキシ樹脂系塗床の4種類です。

[水硬性ウレタン樹脂系塗床]・・・厨房・食品工場・薬品工場倉庫など

特徴:耐熱水性、耐薬品性、耐荷重性に優れていて施工中の臭気が少ない。

[硬質ウレタン系塗床]・・・研究室・クリーンルーム・病院機械工場・事務所など

特徴:磨耗しにくく、耐久性、耐衝撃性が高く、光沢があり、意匠性に優れている。

 

[MMA樹脂系塗床]・・・倉庫・低音倉庫・食品工場・駐車場など

特徴:硬化速度が速く、工期が短い。光沢があり、意匠性に優れている。

 

[エポキシ樹脂系塗床]・・・研究室・病院工場・実験室など

特徴:光沢があり、耐薬品性に優れている。耐電化工が可能なのが特徴であり、静電気防止効果がある。

 

これらの塗料を用いて、床に厚膜防水加工を施す場合は塗材をコテやローラーなどでムラなく塗布しその上に専用の上塗り塗材でコーティングします。厚膜防水とはビルの屋上やベランダなどで多く用いられる防水工法です。液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができます。

 

 

 

○下地処理について

 

塗床材を塗布する前に、既存の床の下地処理を行います。その際に床にひび割れが生じていた場合は、以下の工法を用いて修繕を施し、土台を完成させます。

 

1.エポキシ樹脂注入工法

構造物や外壁に発生したクラック(ひびわれ)に対しては、直接樹脂の注入を行います。

2.バジリスクによる自己治癒技術工法

微生物を配合したコンクリート材を流し込むことによってひび割れなどの損傷を自動的な修復を図る工法です。

バジリスクによる自己治癒技術工法は、他の工法に比べてンテナンス費用も比較的安く、建物の保守か管理が長持ちするのが特徴です。弊社ではこちらをオススメしております。

“バジリスク”とは

バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。工事を施すことによって本来の強度を復元し、抗菌性や耐久性のある床に仕上げることができます。弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

[保険申請や工事に関してのご相談]

03-6315-4194

[工事可能エリア]

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