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地下漏水工事 都内マンション工事はLAS

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地下 漏水工事 雨漏り工事

 

建物の劣化部分から漏水が起こると、地面より低い位置にある地下室へと水が流れ込んでいきます。地下室の漏水被害を放って置いてしまうと、コンクリートが劣化し、最悪の場合は建物の倒壊につながる危険性があります。このようなことが起こらないよう、工事を施すことが建物を守る大切な手段です。 今回はこの地下漏水工事について詳しくご説明致します。

 

[目次]

○工事について

○作業の流れ

○漏水箇所の修復方法

○ひび割れ箇所の修繕

○用いる防水材の種類

○まとめ

 

○工事について

工事を大まかに説明しますと、まず劣化状態の調査を行い、その調査を基に防水設計を立て、お見積もりを作成致します。建物の状態によって異なりますが、それぞれの状態にあった劣化箇所の修繕工法・防水材を選んで、修繕を施します。 最後にきちんと状態をご確認いただき、お引き渡しをして工事完了となります。

 

○作業の流れ

 

現場調査

防水設計

お見積もり

ご契約

防水工事

工事完了

ご確認、お引き渡し

工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

 

○漏水箇所の修復方法

 

IMG_4302

 

こちらは以前行った地下漏水の工事施工前の写真です。劣化箇所から勢いよく水が吹き出すほどコンクリートにひび割れが生じています。

止水処理をせずに導水ホース等を用いて水を排水口まで誘導し、その状態のままにする導水工法もありますが、排水は行えても、水が建物内にある状態であることには変わりありませんので、カビや異臭の被害が無くなる訳ではありません。漏水被害が見られた場合には、背面止水工法を用いて内側からしっかりと防水層を作ることをおすすめします。

 

ー背面止水注入工事とは ー

地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入して、 防水層の劣化した不具合部のある地下構造物の躯体に新たに防水層を作る工法です。 特徴として高密な止水力でしっかりと浸水を遮断できたり、注入圧力、注入量が確認でき、施工管理が容易にできるためコストが抑えられやすいほか、既設コンクリートに漏水、背面還流水がある箇所など、様々な状態の浸水にも対応できるという優れたメリットを持っています。

 

[工事施行後]

地下防水工事

 

 

 

 

 

ひび割れ箇所の修正

漏水被害のほかにも、地下のコンクリート内にひび割れが発生していた場合は修復を施します。コンクリートのひび割れにはエポキシ樹脂注入工法と言われる工法を用いて直接樹脂の注入を行ったり、バジリスクという最新のコンクリート材を流し込むことによってよりピンポイントで修復を施します。特にバジリスクは、コンクリート中にバクテリアとその栄養分を含み、そのバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術で、注目を集めています。これら2つの工法や、ひび割れについてはこちらでより詳しく書いてありますので、気になる方はこちらの記事をぜひチェックしてください。

<<ひび割れ補修工事、自己治癒技術でお手軽に!>> 

 

 

 

○用いる防水材の種類

ひび割れなどの劣化箇所を修繕してきちんと修繕を施した後は、上から防水材を塗布します。

 

 アスファルト防水 耐用年数:約17〜20年

  アスファルトに合成繊維不織布を含ませて作ったシート状の建材を貼り重ねる工法で、防水性が高く、耐用年数がほかの工法と比べて比較的長いのが特徴です。アスファルト防水の施工方法は、主に熱工法と冷工法の2つに分かれます。熱工法は加熱・溶融したアスファルトでアスファルトシートを積層し防水層を形成する工法です。一方、冷工法では熱を使わずに防水層を形成します。

 

② ウレタン防水 耐用年数:約10〜12年

最も多く見られる工法です。太陽光に反射効果を持つ、遮熱塗料の塗布が可能で、面積が広い屋上では、コストパフォーマンスが上がります。ウレタン防水を紫外線劣化から保護するため、表面にトップコートと呼ばれる保護材が塗られており、そのトップコートを定期的に塗る必要がありますが、定期的にトップコートを塗ることで防水層の劣化速度を遅くし、結果的に建物のランニングコスト低下につながります。

 

③ FRP防水 耐用年数:約10年

補強した繊維強化プラスチックを用いた工法で、強度な防水層が形成できます。軽量という特徴もあり、木造の屋上への施工が適している場合が多く見られる工法です。こちらも定期的にトップコートを塗ることで長期なコストパーフォマンスの向上が可能です。

④ 塩ビシート防水 耐用年数:約10〜13年

塩化ビニールから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。シートが変芸自在なため、狭い場所や、複雑な形状をしたところにも施工可能なのが特徴としてあげられます。また耐久性が高く、施工時の美しい状態を維持しやすいという特徴があります。

⑤ ゴムシート防水 耐用年数:約10〜12年

合成ゴムから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。塩ビシート防水とは異なって狭い場所や複雑な形状をした場所の工事には向いていませんが、工期が短期間で済み、施工しやすく、コストが抑えられるといったメリットがあります。

 

 

 

 

○まとめ

まずは地下室がどのような状態であるかを調査し、その劣化状態にあった止水方法や防水材を選んで工事を行うことがとても大切です。弊社では工事に関するお電話でのご相談から現場調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

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