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マンション防水工事の種類や流れを解説!株式会社LAS

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マンション 防水工事

どんな分譲マンションでも、経年劣化により建物のありとあらゆる箇所に様々な不具合が生じます。雨水の浸水などによる被害から建物を守るためには、劣化箇所をきちんと修繕し、防水性を発揮させるために防水工事を施すことがとても大切です。今回は、マンションにおける防水工事の種類について、屋上・外壁・地下・駐車場・エレベーターピットなど、それぞれ詳しくご説明致します。

 

 

[目次]

○屋上防水工事

○外壁修繕工事

○地下防水工事

○塗床工事(駐車場)

○エレベーターピット防水工事

 

 

 

 

○屋上防水工事 

 

屋上の防水工事では、まず既存の屋上の汚れを洗浄し、劣化箇所にエポキシ樹脂などを用いて修繕を行った後、防水材を塗布して仕上げるのが大まかな流れとなっています。

屋上の劣化状態の調査から始まり、既存の防水膜下地を除去した後、高圧洗浄機で汚れを落として綺麗な状態にします。そして劣化箇所の修繕を行い、防水材を塗料する前のベースをしっかりと作ります。修繕を行った後、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布し、通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。そして防水材を二回にわたって塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。

 

 

[工事の主な流れ] 

屋根、屋上の劣化状態の調査

用いる工事、工法の決定

お見積もり作成

ご契約

工事

工事完了

ご確認、お引き渡し

 

ーー屋根・屋上の塗装工事!都内の工事はLASーー

 

 

 

○外壁修繕工事

外壁修繕工事では、まず劣化状態を調査した後、劣化箇所に修繕を施し、その上から新たに外壁塗装を施して外壁の強度だけでなく防水性も向上させることを目的としています。

工事を行うタイミングとしては、およそ10〜15年に一度とされておりますが、異常気象による影響や、建物の周辺環境によって、工事を必要とするタイミングには差が生まれます。目安としてはクラックと呼ばれるひび割れが起こっていたり、表面をこすった時に白い粉が手につくチョーキング現象が起こっている場合は、外壁が劣化しており、すぐに工事を施したいい状態と言えます。

また、外壁がタイル貼りである場合はハンマーで打診調査を行いながら、ひび割れや浮きの状態を確かめ、高圧洗浄や洗浄剤を用いて既存タイルを傷つけないように表面の汚れを落とし、劣化部分を修繕した後、外壁用の保護材を塗布してタイルを補強させ、外壁タイルの耐久性・防水性を強化させます。

[工事の主な流れ]

外壁の劣化状態調査

お見積もり

ご契約

足場の設置

外壁の洗浄

ひび割れなどの修繕

塗装(タイルの場合は補強工事)

工事完了

 

ーー外壁修繕で建物をリニューアル!マンションの工事はLASーー

 

 

○地下防水工事

地下室は建物の最下部に位置しているため、換気が難しく、経年劣化により漏水が発生してしまうと、バクテリアの繁殖や異臭の原因になりやすいのが特徴です。

地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入して、 防水層の劣化した不具合部のある地下構造物の躯体に新たに防水層を作る背面止水注入工法とい う工法を用いて止水を施します。高密な止水力でしっかりと浸水を遮断し、注入圧力、注入量が確認、施工管理が容易にできるためコストが抑えられやすいほか、既設コンクリートに漏水、背面還流水がある箇所など、様々な状態の浸水にも対応できるという優れたメリットを持っています。

[工事の主な流れ]

現場調査

防水設計

お見積もり

ご契約

防水工事

工事完了

ご確認、お引き渡し

ーー地下室の防水工事、漏水の対策や原因を徹底解説!ーー

○塗床工事(駐車場)

駐車場などの床のひび割れ、水漏れ被害に関しては、塗床工事を施して耐久性を強化させます。

まず今ある床の劣化状態を調査した後、古い塗膜や劣化した下地を全て削り取り、ひび割れや亀裂が見られる場合は修繕を施して、健全で密着性の高い新たな下地を作ります。下地処理によってきちんと土台を完成させた後、コテを使って塗床材を塗り、用途に合わせて樹脂を重ね、耐久性を強化します。仕上げにコーティング材を塗布し、劣化による剥離を起こりにくくさせ、さらに耐久性や塗床材の効果を強化させ、完成です。

[工事の主な流れ]

現場の劣化状態調査

お見積もり作成

下地処理

プライマー塗布

塗床樹脂剤塗布

仕上げコーティング

工事完了

お引き渡し

ーー駐車場のひび割れ修繕や塗床工事-都内の工事はLAS-ーー

○エレベーターピット防水工事

エレベーターピットの防水工事とは、ピット内の水溜りの排水処理を行うほか、薬液注入工法による水漏れの止水やひび割れの補修を施し、防水剤を施工することでピット内を頑丈に修繕し直すことを言います。

弊社では薬液注入工法という任意に固まる時間を調節できる薬液を特殊な機械を用いて高い圧力をかけて注入し、止水や地盤強化を図る工法を用いて工事を行います。この薬液注入工法による止水作業をした上で防水加工を施すことによって、しっかりとピットのひび割れや漏水を防ぐことに繋がります。

[工事の主な流れ]

エレベーターピット内の調査

排水作業

乾燥

薬液注入工法によるひび割れの修繕

防水作業

トップコート材塗布

工事完了

ご確認、お引き渡し

 

ーーエレベーターピットの浸水被害を防ぐには-防水工事はLAS-ーー

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。それぞれの箇所ごとにあった防水工事を施して、大切なマンションをいつまでも快適に保ちましょう。弊社では、工事に関するご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

[保険申請や工事に関してのご相談]

03-6315-4194

[工事可能エリア]

東京都

(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)

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